SONYは、Cyber-shotブランドの高級デジタルスチルカメラの最新機種 2種を正式に発表しました。
DSC-RX1R
2430万画素 35mmフルサイズのCMOSイメージセンサーを搭載した最上位のCyber-shotモデルが「RX1R」です。先代「RX1」との差異は、複雑な被写体を撮影する際に生じるモアレや偽色を低減する「ローパスフィルター」を、搭載しない「ローパスレス」モデルであるという点です。これにより精細感の向上が見込めます。
重量は約482g、店頭予想価格は25万円程度となっています。
型名 | DSC-RX1R | |
---|---|---|
撮像部 | 撮像素子 | 35mmフルサイズ(35.8mm×23.9mm) “Exmor”CMOSセンサー アスペクト比3:2 |
有効画素数 | 約2430万画素 | |
レンズ | レンズ | カールツァイス 「ゾナーT*」レンズ 7群8枚 (AAレンズ含む非球面レンズ3枚) |
焦点距離 | f=35mm | |
開放絞り値 | F2 | |
絞りタイプ | 9枚羽根、円形絞り | |
外形・寸法 | 113.3(幅)×65.4(高さ)×69.6(奥行き)mm | |
本体質量 | 約482g (バッテリーNP-BX1、“メモリースティック デュオ”を含む)/約453g (本体のみ) |
RX100II (DSC-RX100M2)
「RX100 II(マークツー)」は、人気のデジタルカメラの後継機です。大判1.0型の裏面照射型”Exmor R”CMOSセンサーを採用することで、コンパクトデジカメの枠にとらわれない高画質の写真を撮影することが可能となっています。裏面照射型のセンサーへと変更されたことにより、RX100M2は夜景や室内などの高感度の撮影時、大幅にノイズを抑えることができるようになっています。このサイズ、重量、価格帯としては非常に高性能。
マルチインターフェースシュー対応になったことで、様々なオプションを付けられます。コンパクトデジカメでここまでやるか?という部分を究極まで突き詰めています。
ディスプレイは「White Magic」技術を用いた、高精細122.9万ドットの3.0型「エクストラファイン液晶」となっており、視認性に優れたものとなっております。しかもチルト式になっており、上方向に約84度、下方向に約45度まで稼働するため、様々な角度での撮影に対応できます。
NFC搭載により撮影時や撮影後にワンタッチでスマートフォンと連携。簡単にWi-Fiで接続、画像を自動転送可能のため、SNSへのアップロードも非常に捗ります。スマートフォンのよりよい補完関係を築けそうな、トレンドもしっかり抑えたカメラです。
重量は281gと非常にコンパクトで、価格は7万5000円程度。
型名 | DSC-RX100M2 | |
---|---|---|
撮像部 | 撮像素子 | 1.0型(13.2×8.8mm)“Exmor R”CMOSイメージセンサー アスペクト比3:2 |
有効画素数 | 有効2020万画素 | |
レンズ | レンズ | カールツァイス「バリオ・ゾナーT*」レンズ 6群7枚(AAレンズ含む非球面レンズ4枚) |
焦点距離(35mm換算) | 10.4-37.1mm(28-100mm) | |
開放絞り値 | F1.8(W)-F4.9(T) | |
絞りタイプ | 7枚羽根、円形絞り | |
ズーム | 光学3.6倍ズーム“全画素超解像”ズーム7.2倍 | |
ISO感度(静止画) | Auto(ISO160-12800、上限/下限 設定可能)、 160/200/400/800/1600/3200/6400/12800(拡張ISO100/125) マルチショットNR:Auto(ISO160-25600)、200/400/800/1600/3200/6400/12800/ 25600 |
|
モニター(ドット数) | 3.0型 122.9万ドット エクストラファイン液晶 TFT LCD 角度調整機能(上84°/下45°) | |
記録フォーマット | [静止画]JPEG(DCF、Exif準拠)、RAW(ソニー独自ARW2.3) [動画]AVCHD Ver. 2.0/MP4 |
|
外形寸法(W×H×D)CIPA準拠 | 101.6×58.1×38.3mm | |
本体質量 | 約281g(バッテリーNP-BX1、“メモリースティック デュオ”を含む) 約254g(本体のみ) |
なお、予想通り「Honami (Xperia i1)」に関する発表はありませんでした。
「RX100Ⅱ」「RX1R」の両モデルも、2013年7月5日発売となります。
DSC-RX100M2 |
DSC-RX1 |