5月14日、通報を受けた警察が、国会議事堂近くの憲政記念館の時計塔付近で小型無人機ドローンを飛ばそうとしていた横浜市の15歳少年を、事情聴取しているそうです。
朝日新聞が捜査関係者の話を元に報じたところによると、長野市善光寺の法要行列でドローンを落下させた少年と同一人物とのこと。目的はインターネット配信。
以前の記事でも書きましたが、少年は「ノエル」のハンドルネームでニコニコ生放送・YouTubeで動画を配信しており、使用しているドローンの機種は仏Parrot社製Bebopです。
中国DJI製のPhantomシリーズでは首相官邸・皇居周辺では飛行できないようにプログラムがされていますが、Bebopにはそのような仕組みはありません。
最近では秋田市の「東北六魂祭」で市長がドローン使用の自粛を求めるなど、社会問題となっています。大阪市は条例で公園でのドローン飛行を禁止。総務省は高出力ドローンに国家資格を必要にする方向で省令改正する見通し。