SHARPのレコーダーAQUOS BD-W2700を使用し始めて結構な時間が経ちます。未だにHDD録画のアップデートが提供されないBRAVIA X9300Cを使う上ではレコーダーは必須です。
HDMIリンクによりBRAVIAのリモコンから、AQUOS BDレコーダーの制御がある程度は可能。バックキーで画面右下に主要な機能を呼び出せます。
BD-W2700のリモコンは大きくて重いので助かります。
SHARPのリモコン動作は、PanasonicのDIGAほどではないにしてもそこそこサクサク。HDMIリンクでテレビ側のリモコンから操作する時は、動作がモッサリしてしまうのは難点ですが、リモコンを集約できるのはメリットです。
録画時、SONYのBDレコーダーなら全自動でスマホ用の転送動画も同時に生成されます。おでかけ転送などを積極的に活用するなら、手間なく番組転送できるSONY製レコーダーは優れています。遅れを取っていたSHARPのレコーダーも、最近のモデルは番組表から録画をする時には、転送用データを生成するよう指示できます。
ただしこれはあくまで番組表から録画するときだけ。この時、転送用番組の最大解像度はVGA(640×360)。自動録画時はこれまで通り、後から転送用動画の変換作業が必要。後から変換ならHD(1280×720)解像度も選択可能。
キーワードによる自動録画機能は重宝しています。俳優や好きな芸能人の名前を入れておけば勝手に録画してくれます。
キーワードの文字入力がテンキー方式なので入力は面倒です。ちなみに文字入力はテレビ側のリモコンからは不可。
ドラ丸(ドラマ丸ごと録画機能)は好調です。見終わったドラマをまとめてBlu-ray ディスクに焼いたり、まとめて削除したりするのが非常に楽です。枠の都合で4話で終了したラーメン大好き小泉さんもBDにスムーズに退避。
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また、セガールのTRUE JUSTICEを危うく見逃すところでしたが、ドラ丸がしっかり録画してくれていました。
素晴らしい機能である反面、たまに無関係のドラマが混じることも。今のところ撮り損ねはないので、まあ許容範囲かな。
あとドラ丸を高画質モードで活用すると、容量を圧迫しがち。なので、余っていた2TBの外付けHDD(LaCie)を、レコーダーに接続しました。他のHDDを買う場合、SHARP公式サイトの動作確認状況のページを参考にしてみてください。
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本体容量節約のため、キーワードによる自動録画の録画先を全て外付けHDDに割り当てています。ドラ丸の録画先は本体HDDのみで、外付けHDDを指定不可です。録画済みの地上波のバラエティ番組を28個ほど、外付けHDDに退避させようとしたのですが、相当時間がかかった上、進捗表示が映画観賞の邪魔だったので、退避作業は外出前や寝る前などに開始するといいでしょう。
そういえば、Wi-Fiは5GHz帯に対応しているのは意外でした。
レコーダーと同一ネットワーク上のスマートフォン/タブレット側から、レコーダー内の録画番組を観られるのはいいですが、スマートフォン側からレコーダーの電源をオンにできないことがあります。この点nasneの方が優秀でした。防水端末で、お風呂で番組を試聴する時は、予め部屋からレコーダーの電源を入れておくようにしています。
ちなみに視聴中の番組を、途中で巻き戻して観る独自機能も地味に便利ですが、これはテレビ側についていて然るべき機能であり、活用できる場面が少ないのは残念。
細かい不満はあるものの、独自機能が光り、使っていて面白いレコーダーです。各機能を用いて観たい番組を的確に録画することもできているので、買った目的は果たせています。引き続き愛用していく予定です。