テレビをスマホ・タブレットで楽しめるSONYのネットワークレコーダーがnasneです。
ただ、最近nasneがいらなくなってきました。
私は現在、BRAVIA X9300Cを使っています。本来であれば、BRAVIAとnasneが同一のホームネットワーク上にあれば、録画先としてnasneを指定できます。録画チューナーがひとつ増える感覚ですね。しかしX9300Cを含む、Android TVを搭載したBRAVIA 4K 2015年モデルは、現時点では録画先にnasneを選択不能。そもそも今夏予定のアップデートまで録画自体非対応ですからね。
また、nasneの機能である、録画した番組や放送中の番組を同一ネットワーク上のスマホ・タブレット等から視聴するというDLNA機能も、必ずしも珍しいものではありません。私の愛用しているSHARPのレコーダーBD-W2700でも、Xperiaの標準Movieアプリから同様の機能を利用できます。
一応の使い道としては、NASがあります。nasneはその名の通り、NAS(ネットワーク・エリア・ストレージ)としての機能を持ち合わせています。nasneに写真や動画を放り込んでおけば、ホームネットワーク経由でスマホ・タブレット等からファイルを閲覧できます。nasneの用途はテレビ番組だけにはとどまらないのです。
設定は非常に簡単。ブラウザから設定画面にもアクセスできます。
容易にNASをセットできるのはいいですが、あまり細かい設定はできません。細かい設定が不要なら、最近のBDレコーダーにも簡易NAS機能があります。
かなり長期間愛用してきましたが、私の環境では、nasneは、BRAVIAのアップデートまでしばらく退役かなと思っています。