株式会社VAIOは、SIMフリースマートフォン「VAIO Phone A」を正式発表しました。発売日は4月7日。
最大の特徴は、アルミ削り出し加工の前モデル「VAIO Phone Biz」のハードウェアは完全にそのままに、OSにAndroid 6.0を採用しているという点です。対応バンドが増えたなど通信仕様を除き完全に同じです。そうした同一ハードウェアであるため価格2万4800円と低価格で展開されるのはなかなか魅力的ではあります。
[訂正] 初出時、搭載OSの記載に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。
OS | Android 6.0 |
---|---|
CPU | Qualcomm Snapdragon 617 MSM8952 オクタコア (1.5GHzクアッド+1.2GHzクアッド) |
メモリ | 3GB |
ストレージ | 16GB, microSDXC |
ディスプレイ | 5.5インチ FullHD |
カメラ | 1300万画素 |
インカメラ | 500万画素 |
バッテリー | 2800 mAh |
寸法 | 77.0 x 156.1 x 8.3 mm, 167g |
LTE | B1/3/8/19/21 |
3G | B1/5/6/8/11/19 |
その他 | Wi-Fi 11ac対応 |
やはりWindows 10 MobileというOSはコンシューマーに売るには完全に不向きで、法人向けの需要もまだまだ開拓途上など、足を引っ張っていた感は否めませんでした。同じくWindows 10 Mobileを搭載していたNuAns NEOもソフトウェアのいまいちさが惜しい出来で、後継機[reloaded]ではW10Mを捨ててAndroidを採用しており、メーカー各社のW10M離れの傾向が見て取れます。