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2ポートで最大60W出力が可能なAnker PowerPort Atom PD 2レビュー

 Ankerの事業発表会「Anker Power Conference 19 Summer」にて、今年夏に販売が予定されている新製品「PowerPort Atom PD 2」をご提供いただきましたのでレビューします。

 内容物はPowerPort PD 2と簡易的なマニュアルのみ。USB Type-Cケーブルなどは一切付属していないので別途用意する必要があります。

 外観をさらっと紹介すると折りたたみ式のプラグを搭載し、ポート側にはUSB Type-Cポートが2つ搭載されています。それぞれ最大30Wで出力でき、合計60Wの高出力をこのコンパクトなボディで実現しています。

 一つのポートだけの利用なら最大60Wも可能で、ノートパソコンの充電も難なくこなします。2つのポートを利用時には機器に応じて変わりますが、45W+15Wということも可能。なので、iPad Proを充電しつつ、iPhoneをPDで高速充電するということも可能です。

 ただ、2ポートの製品ゆえに、若干ボディが大きめなのが気になるかと思いますが、この一つで2つ充電できると思えば許容範囲ではないでしょうか。

 早速近くの喫茶店で利用していますが、出力不足に陥ることもなく快適に2ポート利用できました。また、シングルポートでの利用ならパソコンも問題なく充電できるので、持ち歩くアダプターをこのPowerPort PD 2に置き換えるという選択肢もアリかなと思います。

 帰宅後、サイズ感の比較や電圧のチェックを行ってみました。

 サイズがわかりやすいようにMacBook Pro 15インチモデルに付属の87Wアダプタを隣において比較してみました。筆者に手元に13インチ付属の60Wアダプタが無くて申し訳ないです。

 続いて大ヒットしたAnkerのGaN初搭載PowerPort Atom PD 1とAirPodsを置いて比較。30Wで1つのポートが利用できるAtom 1もかなり小さく便利ですが、今回登場したAtom PD 2も2ポート出力でき、1ポートなら60Wも可能と考えればかなりコンパクトな部類ではないかと思います。

 続いて電流・電圧のチェックを行いました。

 まずはMacBook Proを接続して最大出力の20V3A(60W)をチェック。チェッカーを使ったところ、55Wとほぼ公称値の値が確認できました。MacBook Pro側で電源をチェックしたところしっかりと60Wで確認ができました。

 続いてGoogle Pixel 3aでチェック。Pixel 3aは最大18WのPDに対応と表明していますが、こちらも公称値の9V2Aの18Wを若干超える19Wですがほぼ公称値と言ったところ。

 そしてiPhoneをAnkerのLightning to Type-Cケーブルで充電。こちらも18Wには若干届かないものの、高速で充電できました。

 そしてPixel 3aを接続した状態でもう一つのポートにiPhoneを接続してみました。電圧が低下することなく問題なく急速充電が利用できました。一つの製品で2つの機器へPDで充電できるのはかなり便利ですね。

 1つのポートなら最大60Wも出力でき、2つ同時使用なら30Wずつ出力できる、携帯用PDアダプタ。ノートパソコンがPD対応のユーザなら間違いなくAtom PD 2に決まり!ではないでしょうか。

 他にも机周りに家を出る前や緊急時の充電置きにAtom PD 2を一つ置いておけば短い時間でチャージできるので、携帯用だけではなく家庭用でも大活躍すること間違いないだと思います。実際使ってみてかなり便利なので、発売開始後におそらくもう一つ買う気がします。

今回紹介したAnker PowerPort PD 2は今年夏に4,599円で販売予定です。ぜひご検討ください。

 
 
 
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