任天堂のゲームハード「Nintendo Switch」向けに、非公式Android ROMが初めてリリースされました。
成功したのは、しばらく前からAndroid移植に取り組んでいた開発者グループ「switchroot」。数日前にドキュメンテーションとインストールガイドを公開しています。
移植されたAndroid OSは、Android 8.1 OreoベースのLineageOS 15.1。SDカードにシステムイメージを置きGappsパッケージをダウンロード、TWRPを通してAndroid ROMをフラッシュ。
Nintendo Switchはこのような代替OSの実行を想定していないことを考えると、今回のSwitch向けROMのリリースは画期的です。
Androidはドッキングモードでも携帯モードでも動作。オーディオやJoyconsは動作するようです。
オプションの「Shield-ifierモード」で、スイッチをNvidiaシールドTVと見做して動作させることもできます。Nvidiaゲームストリームと一部のShield専用ゲームが動作します。
一方で、現時点のROMはWi-Fiは不安定、画面の自動回転に対応していないなど、バグも抱えています。