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DJI、199gの軽さを実現した「Mavic Mini」発表!

 DJIは、「Mavic Mini」を正式発表しました。発売は11月。公式オンラインストアで予約受付を開始しています。

 DJIのドローン「Mavic」シリーズ最軽量となる本機は、日米の法規制が考慮されている点が最大の特徴。

 先行して海外で発表されていた「Mavic Mini」は重量249g。米連邦航空局への登録義務が課せられるラインが250gですので、登録不要。米国テック系メディアも興味深く伝えていました。さらに今回発表された日本国内モデルは199g。

 日本の航空法は200g以上を規制対象としており、これを下回るものとなります。この200gのラインで、扱いがかなり変わります。199gということはホビードローンの扱いとなるため、飛ばせるエリアの制限や各種制約が相当減ることを意味します。これは大変画期的なことです。

 ただ、航空法の規制対象外とはいえ、ドローンの規制は航空法以外にも重要施設周辺の飛行を禁じる小型無人機等飛行禁止法や、道交法・条例・文化財保護法なども関わってくるため、そうした点には注意。あくまで確認は怠らず、迷惑のかからないよう安全に飛ばすことを忘れずに。

 差異はバッテリー。249gの米国版では30分飛行。199gの日本版は18分飛行となります。電池容量を削ることで日本の規制にも合わせてきてくれたのは嬉しいですね。何より、199gといったらスマホ並の重量ですから、軽量となったことで気軽に持ち運びことも容易になったというわけ。とんでもない製品です。

 カメラは1/2.3型センサー。2.7K/30fps、1080p/60fpsの動画撮影が可能。ホビードローンの枠内に収まる製品でありながら、優れた性能を有しています。

 最近は1型センサー搭載のドローンも増えてきていて、1/2.3型センサーというのがやや物足りなく感じる人も居そうですが、筆者が4年前に使っていた4K対応のPhantom 3 Professionalも1/2.3型センサー。Phantom 3 Professionalはバッテリーなどの構成も含めて運搬すると相当な重量となるため、最近もう使っていないのですが、「今や199gのスマホサイズに、あのデカイPhantom 3並のセンサーサイズのカメラが載るのか……」と技術の進歩に衝撃を受けています。

 最大2kmのHD動画伝送対応。新アプリ DJI Flyは、直感的なUIで映画のような映像を作成できるといいます。

 価格は4万6200円(記事中全て税込)。プロペラガード、2WAY 充電ハブ、18W USB 充電器、キャリーバッグのセット「Mavic Mini Fly More コンボ」が5万9400円となっています。何円だろうが「これは買い」と思える製品。安心安全で飛ばすためにも、筆者はプロペラガード含むセットを購入しました。発売が楽しみです。

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