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香川県ゲーム依存対策条例、撤回署名がスタート。議員も賛同

2020年3月17日11時48分追記:コンテンツ文化研究会は署名よりも電話・FAXなどでの議員への直接の働きかけを推奨しています。

 誰でもキャンペーンを立ち上げ、賛同を集めて働きかけのできるオープンプラットフォーム「Change.org」にて、「カガワ作戦: 香川県の『ネット・ゲーム依存症対策条例』を撤回させるための署名 香川署名」が開始されました。

 香川県議会は、ネットやゲームなどの時間を制限する「ネット・ゲーム依存症対策条例」を制定を進めています。しかしながら本条例は科学的根拠に乏しく、スマートフォンやゲームを叩きたい、時間制限そのものが目的ではないかとも指摘されています。

 同キャンペーンは以下の問題を指摘しています。

1、条例策定の検討過程があかされず極めて不透明である。

2、パブリックコメントが恣意的な運用をなされている疑いがある。

3、パブリックコメントにおける賛否の表明はパブリックコメントの趣旨を逸脱している。

4、パブリックコメントの内容が審議にほとんど反映されないのは不当である。パブリックコメントの趣旨を形骸化させる取り組みは断じて許されるものではない。

5、傍聴等が制限されているのは知る権利を阻害している。

 パブリックコメントは300程の反対意見が寄せられ、これだけでも異例の多さにも関わらず、それを大きく上回る2200件ほどの賛成意見が集まったものの、概要資料では賛成意見の要約は1ページ、反対意見の要約が70ページもあったことから、賛成に大規模な動員が行われていたことが伺えます。

 パブリックコメントは非開示とされていたものの、ここにきて香川県議会議員10人がパブリックコメント詳細の公開を求める申し入れを行いました

 キャンペーンは約50分前に開始されました。おぎの稔大田区議会議員、やぶはら太郎武蔵野市議会議員などが賛同を寄せています。

 予定通りいけば3月18日にゲーム依存防止条例が可決する見通しでしたが、ここにきて反対意見が集中しており、今後の情勢が大きく変わる可能性があり、注目です。

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