東京エレクトロンは、子会社Tokyo Electron Taiwan Ltd.の元従業員1名が、台湾司法当局が2025年8月5日付で発表した事案に関与していたことを確認したと発表しました。
法令遵守および倫理基準の徹底は経営の最重要事項であり、それに反するいかなる行為も断じて容認しおらず、関与した人物について既に懲戒解雇の措置を講じているとのこと。
TSMC社員が2nm最先端技術の情報を東京エレクトロンに漏洩し、国家安全法違反容疑で産業スパイとして逮捕していると台湾メディアが報じています。
東京エレクトロンは、台湾司法当局による捜査に全面的に協力しているとのこと。
なお、東京エレクトロンによる調査では、「現時点において関連する機密情報の外部への流出は確認されておりません」としています。