低性能、爆熱のPixel Tensorチップの汚名返上へ?
GoogleがTSMCと複数年にわたるTensorチップ製造契約を締結したとの情報が浮上しました。これまでSamsungが製造していたTensorチップの製造元変更により、今後3〜5年間にわたってPixelシリーズの性能向上が期待されます。
台湾DIGITIMESが伝えたところによると、Googleのアメリカ本社の幹部らが最近台湾のTSMCを訪問し、Tensorチップの量産について協議を行ったとのことです。同サイトは「両社の協力関係は少なくとも3〜5年後まで想定されている」と伝えています。
この契約が事実であれば、TSMCとGoogleのパートナーシップは2029年まで続く可能性があり、Pixel 14シリーズごろまでの製造をカバーすることになります。
すでにTensor G5は製造および内部コンポーネントにて、Samsungの手を離れると伝えられてきましたが、G5単発に留まらない可能性がある、というわけですね。
TSMC製造によってパフォーマンスや電力効率の向上に期待する一方で、ことTensor G5チップにおいては、大きく構造を変えたがために不安定なところも多々あるかもしれません。今後の動向を注視したいところです。