噂:Galaxy Note20シリーズは新技術「LTPO」を採用、省電力化と高解像度の両立へ? すまほん!!

  ディスプレイの調査会社のCEOでディスプレイアナリストであるRoss Young氏は、Twitterに、「Note20シリーズはリフレッシュレートを変更することができる「LTPO」(Low Temperature Polycrystalline Oxide、低温多結晶酸化物)を採用する」ことをリークしました。Ross Young氏のツイートは既に削除されていますが、このことは著名リーカーのIce Univerce氏やMax Weinbach氏のお墨付き。

 このこと自体は2月にもIce Univerce氏が少し触れていました。

 「LTPO」技術は、今多くのスマートフォンに採用されている「LTPS」という技術とシャープが開発した「IGZO」のいいとこどりをしたような技術です。

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LTPS / IGZO / LTPO とは

LTPS

 「LTPS」は、Low-temperature polycrystalline siliconの略称で、低温多結晶シリコンと呼ばれます。このLTPSは電子移動度が高く、画面の品質が高い状態を保てるというメリットがあります。しかし、同じ画面を常時表示する時でも常に画面を書き換えていく必要、つまりリフレッシュレートを一定に保つ必要があり、消費電力が高くなってしまうという問題がありました。LTPSでは画面のリフレッシュレートを下げていくと画面がちかちかとしたような表示となってしまい、視認の際に非常に邪魔となります。

IGZO

 「IGZO」は、SHARPが開発した技術で、インジウム(Indium)、ガリウム(Gallium)、亜鉛(Zinc)、酸素(Oxygen)の頭文字をとって名付けられたものです。このIGZOは、LTPSの課題だった同じ画面を表示し続けるときの消費電力を削減することを可能としました。画面を更新する際に流す電流がオフの時でも画面が一定時間そのままの状態で保たれるため、リフレッシュレートを下げたとしても安定した画面表示を得ることができます。

LTPO

 そして、今回の「LTPO」です。LTPOは、技術的にIGZOと似ていて、さらに電子移動度もLTPS並みに高くなっているため、省電力でかつ高品質の画質を楽しむことができます。また、OLEDとの親和性が高く、配線の微細化が可能となります。

 この技術特許をAppleが多く取得していることから、Apple Watch Series 4|5に採用され、その特徴である時計盤の常時表示を可能としました。

Galaxy Note 20のディスプレイの噂

 そして今回、LTPOのスマートフォン初採用がGalaxy Note20シリーズでなされるという噂です。

 ちなみに、AppleはiPad Proにおいて、ProMotion技術を採用していますが、これはリフレッシュレートが60Hz(1秒間に60回の画面更新)、24Hz、48Hz、120Hzと自在に変更できるというものです。Galaxyの「Always on Display」のような機能では1Hzで十分なわけで、そのためにLTPOが必要だったといえます。

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 iPhone 12シリーズではこのLTPOは搭載されないとしており、バッテリーの面で大きなアドバンテージになるとしています。

ディスプレイサイズ

 Note20シリーズのディスプレイサイズについても言及。次のような仕様になっています。

  Note20 Note20+
画面サイズ 6.42インチ 6.87インチ
解像度 2345 × 1084 3096 × 1444
アスペクト比 19.5 : 9 19.3 : 9
最高リフレッシュレート 120 Hz 120 Hz

 サイズとしてはどちらもNote10シリーズよりもさらに大きいものとなっています。Galaxy S20 UltraのようなGalaxy Note20 Ultraという機種は存在せず、Galaxy Fold 2がそのポジションにつくとも述べています。

売り上げUPなるか?

 いずれにせよ、Galaxy Note20シリーズで様々なアップデートを施し、新型コロナウイルスの影響(だけじゃないとも言われている)で落ち込んだGalaxy S20シリーズの売り上げをカバーできるような機種とすることを狙っていることは確かだと思います。Note20シリーズはどのような機種となるのか、楽しみですね。