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ファーウェイから独立後初、「Honor V40 5G」発売

 Honorは、Huaweiからの独立後初となるスマートフォン「Honor V40 5G」を発表、中国市場向けに発売しました。

 米国の制裁後、Huaweiは禁輸措置により米国製部品や米国由来技術部品、GMS(Google Mobile Service)といった基幹ソフトウェアの利用を禁じられており、Kirin新規製造や他社SoC調達も難しく、極めて厳しい瀬戸際の状況にあります。

 しかしHuaweiは、サブブランドであるHonorを切り離し、昨年暮れにShenzhen Zhixin New Information Technologyへと売却したことで、「Honor V40」は7nm製造プロセスのMediaTek Dimensity 1000+を搭載。

 

 実行メモリ8GB、120Hz駆動の6.72型FHD+ OLED、128GBストレージ、4000mAh電池、66W有線急速充電/50W無線急速充電に対応します。カメラ構成はRYYB配列の1/1.56インチ 5000万画素カメラ、800万画素超広角カメラ、200万画素マクロ。

 個人輸入可能な海外ECサイトの相場では、Aliexpressでは7万円弱から8万円、Etorenでは8万7千円から9万6千円となっています。ソフトウェアはAndroid 10、Magic UI 4.0を採用。本機は中国市場向けモデルであるため、GMSや技適はありません。

 現在、米国政府が独立後Honorを規制潜脱であると見做す動きは、今のところ確認されていません。今後順当に行けば、国際市場向けにGMS搭載の「Honor View 40」も登場する見通し。

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