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Pixel独占だったあのOSがついに外へ
MotorolaがMWC 2026において、プライバシー・セキュリティ特化OS「GrapheneOS」を開発するGrapheneOS Foundationとの長期パートナーシップを発表しました。
将来のMotorola製スマートフォンでGrapheneOS互換を目指す方針で、公式サポートがPixel端末以外に広がるのはこれが初めてです。対応端末や時期の詳細はまだ明かされていません。Android Centralなどが伝えています。
GrapheneOSは、Android Open Source Project(AOSP)をベースにプライバシーとセキュリティを強化したOSです。昨年10月にGrapheneOSが「主要なAndroid OEM」との協力を予告していましたが、その相手がMotorolaだったことが今回判明しました。これまで公式サポートの対象はGoogleのPixel端末に限られていたため、対応ハードウェアの選択肢を広げる転機になりそうです。
「GrapheneOS」は、Androidの中身をベースにしつつ、個人情報の保護やハッキング対策をとことん突き詰めたOSです。要するに「Androidの堅い版」で、これまでPixelでしか使えなかったぶん、セキュリティ意識の高いユーザーから支持を集めてきました。
両者の提携では、将来のMotorola製端末をGrapheneOSとの互換性を前提に開発していくほか、共同研究やソフトウェア改善、新たなセキュリティ機能の開発にも取り組むとのことです。Motorolaは具体的な対応機種や投入時期を公表していませんが、GrapheneOS側は以前から、要件を満たすのは2027年世代になりそうだと説明しています。初期対応はmotorola signature、motorola razr fold、motorola razr ultraに近い旗艦クラスが有力とGrapheneOS側はみているようです。現行のMotorola端末は、GrapheneOSが求めるハードウェア要件をまだ満たしていないとのこと。
Motorolaは新しいセキュリティ機能「Private Image Data」も発表しました。カメラで撮影した画像から位置情報やデバイス情報などの機微なメタデータを自動的に除去する仕組みで、有効にすると画像そのものには手を加えず、バックグラウンドで静かに動作するのだとか。まずはmotorola signature端末向けに、今後数か月以内に展開が始まる予定だそうです。
「House of Moto Indigo」も披露。Pantoneと共同開発した新たなグローバルブランドカラー「Indigo」で、Motorola製品や今後の展開全体に横断的に用いるといいます。
もっとも、最初にどの端末が対応するのか、GrapheneOSがどういった形で提供されるのかなど、肝心な部分はまだ未公表です。今後の追加発表で、提携の実像が少しずつ見えてくるでしょう。




















