覇権確実!「ウマ娘 プリティーダービー」レビュー すまほん!!

 事前登録から2年、待った甲斐がありました。

 2021年2月24日に配信開始されたスマホゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」をプレイしたレビューをお届けします。馬、美少女、アニメ、要素特盛。言うなればニンニクヤサイアブラカラメ全マシマシの二郎系ラーメンのようなゲームです。

競馬!アニメ!アイドル!

 競馬が好き、でもアニメもアイドルも大好き!というオタクユーザーには待望のウマ娘、一見すると何の接点もないように思われますが、このゲームはこれらを全部のせ、トッピング全部マシマシのゲームとなっています。競馬×美少女×アイドル×スポ根と多方面にアピールする反則スレスレのマッチング、いちどスタートすればゴールまで止まれないウマ娘、そしてウマ息子たちが全国で急増中です。

待っていた…俺たちのウマ娘

 このゲーム、配信開始を告知し、事前登録を募集していたのは2年以上前、2018年冬リリース予定だったのですが突然の延期。アニメ化までされてたんですけどね。

 すっかり諦めていた事前登録ユーザーに急遽降ってきたスマホゲーム版ウマ娘、ヌルヌルと動くレースシーンに期待だけが膨らんだあと、萎みかけていたオタクのハートに火を点けるゲームとなっています。

ウマ娘とは?

 アニメ版(1期, 2期)を見ていれば説明不要ですが、ゲーム内には実在の競争馬を擬人、美少女化したウマ娘たちが登場します。「日本ウマ娘トレーニングセンター学園」で日夜トレーニングに励みながらレースで勝利を目指すウマ娘、そのトレーナーとなってウマ娘を育成していくゲームです。

いきなりレース、そして始まるアイドルライブ

 チュートリアル段階のレース、その後唐突に縦画面から横画面となり1着のウマ娘をセンターに据えてのライブシーンが始まります。

 そうです、これがウマ娘、もう競馬とアイドルが融合したウマ娘の世界に引き込まれかけているのです。モデルが牡馬(おす)なのに娘?歌やダンスのトレーニングはいつしてるの?ツッコミどころは多いかも知れませんが……オタクの世界は楽しんだもん勝ちです。

短時間リセマラの方法

 初期ガチャでレアなキャラが出るまでアンインストール、再インストールを繰りかえすリセットマラソン、所謂リセマラですがこのゲームではアンインストールすることなく、毎回のチュートリアルもスキップしてのリピートが可能です。リセマラも楽ちん。

 方法としては、はじめにチュートリアルを終えてから配布分のジュエルで10連ガチャを3回引いて目当てのウマ娘が出なければタイトルに戻ります。そこからユーザーデータを削除します。

 規約、ポリシーに同意、アカウント連携は後でするようにしてチュートリアルをスキップ、トレーナー名を入力すればチュートリアルを終了して初期配布のジュエルを受け取って再度10連ガチャを3回引けます。

 

 とりあえずは星3のウマ娘を引くまでリセマラするもよし、思い入れのある競争馬がモデルのウマ娘を引くもよし、です。

最大の見せ場、レースシーン

 競馬といえばレース、そのレースシーンはボイスつき実況解説と本物のテレビ中継のようなアングル切り替えで臨場感溢れる仕上がりになっています。一見すると競馬場で女子が駆けっこしているようですが耳も尻尾もついています。メインキャラ以外のモブ的なウマ娘は体操服、実在の競走馬がモデルのウマ娘はアイドルのステージ衣装のようないでたちで走ります。

 スキル発動でバフがかかっている状態も表現されています。ウマ娘がアップになった時も視線や表情が細かく表現されています。

サクサク過ぎる近年屈指のプレイ感

 独特の世界観、競馬もアニメもアイドルも大好きなユーザーのハートを串刺しにしたウマ娘ですが、快適なプレイ感覚も特筆モノです。繰り返し要素のある育成、イベント、レースですが倍速、4倍速、イベント短縮設定で物凄いスピード、テンポでゲーム進行していくことが可能です。

 トレーニング、イベントはサクサクとスキップしていき、大一番のレースでは等速観戦するようなプレイもできます。レース中でも序盤は4倍速、最終コーナーからゴールまでを等速で見ることも可能です。ゲームの内容、プレイ感覚からここ最近でも屈指のスマホゲームといっても過言ではありません。

ウマ娘紹介

 ここで実在の競争馬をモデルとしたウマ娘を何人か紹介します。

マルゼンスキー

 お姉さんキャラですが「チョベリグ」をはじめとした若干昭和臭のするワードを口にします。スピード狂でクルマ好きな描写が見られるのは実際のマルゼンスキーの異名である「スーパーカー」からでしょうか。ウマ娘としてもスピードを活かした逃げ脚質でレースを引っ張ります。

 このマルゼンスキー、2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長、橋本聖子参議院議員の実父、橋本善吉氏が馬主であることは競馬ファンなら周知の事実です。現役当時は外国産馬(日本国外で生まれた馬)および持込馬(母馬が仔馬を宿して日本に輸入され日本国内で生まれた馬)は出走できるレースに制限があり、持込馬であるマルゼンスキーは皐月賞や日本ダービーといったレースに出走できず、不遇ともいえる競走生活でしたが未だに最強馬に推されることも多い名馬です。

タイキシャトル

 カウボーイならぬカウガールで人懐っこく一方的に距離を詰めてハグをしてくるアメリカ生まれのウマ娘です。レース衣装もアメリカンなガンガールといったいでたちです。レース勝利時のウイニングランでの躍動感は必見です。


 実際のタイキシャトルは短距離からマイルにかけてほぼ完璧ともいえる競争成績を残し史上25頭目の顕彰馬に選出されています。先行し好位置をキープし無駄なく抜け出す隙のないレースぶりは安定感抜群でした。国内G1だけでなくフランス遠征で海外G1レースに勝利しヨーロッパの競馬関係者に衝撃を与えました。

ライスシャワー

 臆病な不幸キャラ、ライスシャワーは周りで起こる不幸な出来事は自分のせいだと思いこんでしまっています。ゲームでもオドオドした態度、ダークな色使いの衣装です。アニメでは鬼気迫るレースぶりでやる時はやる、ギャップ萌えなウマ娘です。


 実際のライスシャワーは本命馬をマークして打ち負かしてしまう敵役的なポジションでした。ミホノブルボンの牡馬クラシック3冠を阻止した菊花賞、メジロマックイーンの天皇賞・春3連覇を阻んだ天皇賞勝利、と「刺客」の異名を取った全盛期、その後低迷期から2度目の天皇賞勝利、そしてファン投票1位、初めて主役として臨んだ宝塚記念のレース中に故障を発症し非業の死を遂げることになります。

初めてでも勝つる!方法

 ここでウマ娘を知らなくてもゲームシステムに慣れていない初心者でも簡単にある程度レースに勝利しゲームを進行できる方法を紹介します。

 まずはレアリティ星ひとつのサクラバクシンオーをチョイスします。継承ウマ娘やサポート編成はおまかせ任せで‪OKです。後はひたすらトレニーングでスピードのみを強化していきます。あとは体力に注意しながらイベントや目標をクリアしていくだけです。スピード強化のトレーニングと体力回復のお休みのみで他のパラメータは放置します。スキルは短距離、逃げ関係のものを上げておけば良いでしょう。


 レースでは「逃げ」一択、レース序盤からハナを切る(先頭を奪う)ことができればかなりの確率で逃げ切って1着になることが出来ます。

 筆者はこのスピードオンリーのトレーニングで最大目標のレース、URAファイナルまで勝利できたので最初にウマ娘の世界観を味わうには最適なメソッドです。

スタートしたばかりのウマ娘、早くも今年の覇権か?

 配信開始まで非常に長い期間待つことになりましたが非常にスピーディーなゲーム進行、完成度の高いレースシーン、魅力的なウマ娘たち……早くも今年配信開始されたスマホゲームのなかでも屈指の出来栄えの感さえあります。今後は新しいウマ娘の追加、特に津田美波さん演じるエアシャカールの実装を待ちつつウマ娘たちを追おうと思います。