俺はミリタリーが好きなんだ、でも美少女も大好きだ、一緒になったら最高に決まってる!カツカレー丼は俺の人生で一番美味いんだ!
2月4日に配信開始されたスマホゲーム「ブルーアーカイブ」をプレイしてみましたのでご紹介します。
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美少女×ミリタリー、それがブルアカ
このブルーアーカイブ、プレイヤーは「顧問の先生」として個性豊かな女子生徒たちと数々のクエストを乗り越えていくスタイルのRPGです。
制服を着た女子校生、いわゆるJKが銃火器で戦闘を繰り広げるというシチュエーション、制服は汚れないのか、スカートは短か過ぎないかといった細かいことはさておいて、制服をはじめとした萌え要素や、銃器をはじめとしたミリタリー要素にビビッとくるものがあればプレイの価値あり。
ちなみに筆者は全ての要素がどストライクでツボを突かれまくってしまいゲーム内容が明らかになっていない数ヶ月前から事前登録していました。
数千の学園が集合している学園都市キヴォトス、ここで日々起こるトラブルに対応するため設立された連邦捜査部「シャーレ」、プレイヤーはその顧問となり生徒たちと日常を過ごしながらスケバンの襲撃から戦車やヘリなどの不法流通といった大小様々な事案に立ち向かうというストーリーです。
個性豊かな生徒たち
キヴォトスの各学園から連邦捜査部に集まってくる個性豊かな女子生徒たち、彼女たちの声を担当する小倉唯さん、大橋彩香さん、花守ゆみりさんをはじめとした声優陣も魅力です。ここでは9億円もの借金を抱え廃校の危機にあるアビドス高等学校の生徒を紹介します。
砂狼シロコ
16歳、アビドス高等学校2年生。「すなおおかみ」という珍しい苗字で口数が少なく表情の変化も少なくクールな印象を与えるものの、銃火器を背負ってロードバイクに乗っているシーンもあり活発な一面も見られます。戦闘ではドローンを駆使するアタッカーとなるメインヒロインです。ごく自然なかたちでネコミミが装備されています。
担当声優は小倉唯さん、ヤマノススメの青羽ここな、ゴブリンスレイヤーの女神官など。ゆるふわ系に見えてしっかりしている山ガール、ゴツい男たちに混ざって奮闘するヒーラー系キャラ、と健気なキャラクターを演じる小倉唯さんの声は一聴の価値ありです。
小鳥遊ホシノ
17歳、アビドス高等学校3年生で廃校対策委員会委員長を務める怠け者女子。趣味は昼寝、仕事より遊ぶ方が好きで普段は委員会メンバーに怒られてばかりですが任務となるとメンバーを守ろうと最前線に立つ頼りになる先輩キャラです。プロフィールのとおりタンク役となって戦闘時は最前列で活躍します。
担当声優は花守ゆみりさん、ゆるキャン△の各務原なでしこ、アイドルマスターシンデレラガールズの佐藤心、とゆるふわ系キャンプ女子から崖っぷち姉御系アイドルまで幅の広い演技が印象的です。
黒見セリカ
16歳、アビドス高等学校1年生。第一印象は気難しそうですが実はバリバリのツンデレ属性、廃校対策員会の書記を務めています。普段は小言が多く感情を表に出しがちでツンツンしていますがプレイヤーとの会話ですぐに赤面してしまったり、学校の借金を少しでも返すために内緒でラーメン屋でバイトする学校想いな面も見られます。ちなみにこのセリカもネコミミ装備です。
担当声優は大橋彩香さん、アイドルマスターシンデレラガールズの島村卯月、アイカツ!の紫吹蘭といったアイドル系キャラクターが代表的です。一生懸命で不器用なアイドルからツンデレ系姉御アイドルまで幅広く演じています。筆者も満員の京セラドーム大阪で島村卯月役としてパフォーマンスを披露する大橋さんを見ているので非常に「推せる」声優のひとりです。
生徒ではないけれど…
生徒ではありませんがナビゲーター役として序盤から登場するアロナ、合成音声っぽさのなかに独特のイントネーションで訛りを感じさせてそこが非常に可愛いです、筆者の鹿児島県生まれの友人の訛りに似ているような気がして仕方ありません。
動きまくるバトルシーン
ゲームの見せ場となるバトルシーン、ちびキャラが敵味方入り乱れて動きまわる右斜め方向へのスクロール形式となっています。市街地での戦闘では遮蔽物の陰に隠れて敵からの攻撃を防いだり逆に物陰に隠れている敵の側面に回り込んだりしながらの銃撃戦です。
基本の銃器に加えてスキルを発動して手榴弾を投げたり遠距離射撃や爆撃で敵を殲滅してステージクリアとなります。オートにしておけば戦闘進行していき放置していてもよほどレベルが低くなければ序盤はスイスイとゲームが進行していきます。
バトルシーンに飽きた時は…
ここでグリグリ、ヌルヌルと動きまくるバトルシーンでありがちなポイントですが、初めは目新しさで気になりませんが徐々にバトルシーンが間延びしてテンポが悪く感じてしまうことがないでしょうか?ブルアカではキャラのスキル発動をオートにしておけば攻撃や回復のスキル発動は自動にすることが可能、戦闘シーンの速度も3倍速まで変更可能です。
他では序盤のクリア条件を満たせばその任務自体を掃討(スキップ)してレベリング、アイテム集めでの単純作業のストレス軽減が可能です。
序盤の戦闘で等速、マニュアル操作に慣れておいてゲームが進行してから必要に応じてオートにしたりマニュアルでスキルの発動タイミングや攻撃範囲や目標を自分で選択するのも楽しみのひとつです。
キャラ強化もアイテム次第
キャラクターを強化するには任務を達成しつつ、襲撃されたり戦車に突っ込まれたりするコンビニで強化アイテムを購入して強化していきます。序盤は取り敢えずゲーム進行でゲットできたアイテムで強化しておけば戦闘で詰まることもないでしょう。
ストーリーで生徒たちとふれあう
任務を達成していくとストーリーも解放されていきます。はじめはアドビス高等学校のエピソードからですが進行に伴ってミレニアムサイエンススクール、ゲヘナ学園、トリニティ総合学園、百鬼夜行連合学校といった学校の生徒たちのエピソードも見れるようになっていきます。
このメインストーリーはフルボイスではありません。さすがにゲーム全般に渡ってフルボイスとなればデータ読み込み時間が長くなりテンポが悪くなってしまうのですがボイスのあり、なしを選択できるようにしてボイスを聴けるようにして欲しかったところです。せっかくの声優陣なだけに少し残念なポイントです。
ガチャ要素、課金する?しない?
スマホゲームで最早避けて通れない?ガチャ要素ですが、ブルアカでは生徒を「募集」するために青輝石が必要です。募集1回に120個、★2以上の生徒が一人確定の10連で1200個必要です。序盤は無償提供される青輝石で数回の10連は可能ですが、課金してでもガチャを回したいということになったら青輝石を購入することになります。
10連1回分の1200個を購入するには、通常なら2,940円で1350個、1回限定で490円で320個、1,480円で975個で合わせて1970円で1295個、ここでも購入額が高額になる程おまけ分で青輝石の単価が下がるようになっています。10,000円で青輝石4800個で10連1回あたり2,500円となり若干単価が下がっています。ここでも3回限定ですが10,000円で6600個の購入が可能です。10連1回分の価格としては標準的で特に高くも安くもないのではないでしょうか。
ブルアカ、今後の展開
テンポよくプレイしやすいように考えられたゲームシステム、ミリタリーに女子校生、ケモミミなど各種萌え要素満載の魅力的なキャラクター、豪華な声優陣のスマホゲームとしてリリースされたブルーアーカイブですがメディアミックスによって映像、アニメ化という展開まで期待したいところです。
実際にはゲームからアニメ、アニメからゲーム…といったメディア展開で必ずしも成功するとは限らない消長の激しい昨今のスマホゲーム界ですが敢えてこのブルーアーカイブを推したいと思います。