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噂:Googleが次期Pixelにおける「超広帯域無線」対応をテスト中か

 XDA-Developersの編集長であるMishaal Rahman氏は、次期PixelにおけるUWB(超広帯域無線)のサポートをGoogleがテストしているという情報を得たことを明らかにしました。

 UWBとは、非常に広い周波数帯域を用いることで、近距離であればcm単位の高精度な測距・測位が可能になる通信技術のこと。

 スマートフォンではAppleがいち早くiPhone 11シリーズにて取り入れ、先日発売されたAirTagHomePod miniなどで活用。それに続いてSamsungもGalaxy Note20 Ultraから採用を始めGalaxy SmartTag+に搭載、Xiaomiも自社家電操作のデモを公開しています。

 今回Rahman氏が明らかにしたのは、GoogleがAndroid 12のUWB APIのサポートをコードネーム「raven」という端末でテストしているという情報。「raven」は、Googleの独自開発SoC「GS101」を搭載した次期Pixelシリーズのコードネームのひとつと見られています。

 同氏はまた、次期Pixelが本当にUWBをサポートするのか、GoogleがAirTagやGalaxy SmartTag+のようなUWB/BTトラッカーを開発しているのか、「raven」がPixel 6なのか6 XLなのかといった詳細は不明であるとしています。

 さらに9to5Googleが閲覧した資料によると、Googleは通信チップ製造会社のQorvoが開発したUWBハードウェアを使用している模様。なお、現在のNestデバイスにはUWBが搭載されていないため、次期PixelがUWBをどのように利用するかについての情報はまだ得られていないとのことです。

 残念ながら、現在Android 12のUWB APIはサードパーティアプリ向けに公開されておらず、UWBに対応した様々なAndroidスマートフォン間でシームレスに動作するアプリを作成することは難しい状況。次期PixelでのUWB対応がそうした状況を変えるきっかけになることを願いたいものです。

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