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噂:2022年のGalaxy Aシリーズは全機種光学式手ブレ補正を搭載か

 Samsungが自社スマートフォンへの光学式手ブレ補正の搭載をより低価格なモデルまで拡大、2022年にはミッドレンジのGalaxy Aシリーズ全体にも搭載すると韓国業界紙The Elecが伝えました。

Galaxy A32 5G

 光学式手ブレ補正(OIS)とは、カメラのレンズやセンサーなどを動かすことで手ブレを相殺する機構のこと。特に露光時間が長くなりがちな暗所での撮影時などにおいて重要なものですが、多くのメーカーは主にハイエンド端末に採用する傾向にあります。

 OIS非搭載の端末で用いられているのが、電子的な処理によって手ブレを補正する電子式手ブレ補正(EIS)。特に動画撮影において有効なものの、センサーの一部領域のみを使用するという仕組み上、光学式に比べて画質が低下するという弱点があります(1型センサー+超広角19mmレンズの組み合わせによって露光時間も画質劣化も少なく済むAQUOS R6などの例外もありますが……)。

 Samsungも上記の例に漏れず、2020年まではGalaxy SシリーズやNoteシリーズなどのハイエンドモデルにのみOISを搭載してきましたが、2021年はGalaxy A72、A52、A22 4Gなどにも搭載。

 同紙によると、2022年はさらにそれ以外のGalaxy A42やA32、A22 5Gなどの後継機にもOISが搭載されるとのこと。

 こうした動きの要因として、コストパフォーマンスの高い端末によって市場シェアを増やす中国メーカーや、普及モデルのiPhone SEにOISを搭載しているAppleなどとの競争力強化を挙げています。

 もしも今回の情報が事実だったとして、OISが追加されることで価格は上昇するのか、それとも他の部分を削って帳尻を合わせるのかといった点にも注目です。

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