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神奈川県の緊急速報メール濫用「業者の設定ミス」

 神奈川県は、緊急速報メールを濫用したことについて、「プログラムの設定ミス」と説明。迷惑をかけたことについてお詫びしました。

 1月16日午前0時15分から神奈川県は横浜に20回、内陸部含む県全体で計626回の緊急速報メールを送信し、批判が集中していました。

 本来の設定では津波警報発表時は気象庁から緊急速報メールを配信、津波警報から注意報に切り替わった段階で緊急速報メールを県が配信するはずでした。

 しかし今回の配信の設定では、津波注意報が発表された段階で県が配信、本県以外の津波情報が更新される毎に県が配信していたとのこと。

  災害情報管理システム委託業者に指示してプログラムを改修、対応したとしています。

 これについて黒岩知事も弁明しています。

 これは私見ですが、知事が寝不足かどうかではなく、神奈川県のETWS運用が毀損した「緊急速報への信頼」の回復こそが重要であり、運用の改善と報告を真摯に行うのはもちろんのこと、県民の皆さんに緊急速報メールを有効化してもらうことが急務だと思います。神奈川県発表資料と黒岩知事の投稿には、緊急速報の有効化という最も重要な観点を欠いているのが残念です。神奈川県のETWS運用の失敗によって次の災害で失われる生命を増やさないために、広報活動含めてしっかりと仕事をすべきだと思います。

情報元神奈川県
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