今秋の正式リリースを予定しているiOS 16。2017年発表のiPhone 8以降を対象とし、ロック画面のカスタマイズなどが予告されていますが、久しぶりにあの表示が復活するようです。9to5Macが伝えました。
それによると、iOS 16の最新ベータ版では「バッテリー残量のパーセンテージ表示」機能をステータスバー上に復活させることができるようになったとのこと。
ステータスバー上のパーセンテージ表示は、ノッチ搭載により表示面積が縮小したiPhone X以降で廃止され、それ以降iPhone SE(2/3世代)を除く端末で表示なしが継承されていましたが、これがようやく復活するようです。
もちろん、表示するかしないかはユーザーが設定で選択可能。後述する対応端末であれば、設定内の項目から、すでにパーセンテージ表示が利用できるiPhone SEなどと同じように切り替えることができるとのこと。
表示方法はiPhone SEやiPhone 8以前の端末とは異なり、バッテリーアイコン内に表示される形式。背景のバッテリーアイコンは同じように状態によって色が変化し、バッテリーセーバーが有効だと黄色に、残量が20%を切ると赤に変化するのも同じようです。
ただ、従来のグラフィカルなメーターはなくなり、パッと視認することができないという欠点も抱えているようです。
対応端末はiPhone X以降でiOS 16のベータ5もしくはパブリックベータ3移行を実行している端末ですが、iPhone XR・11およびiPhone 12/13 miniは対象外。前者は画面解像度および画素密度の低さ、後者は単に見づらさが理由でしょうか。