中国ZTE傘下のNubiaは、日本時間3月7日に、最新のフラッグシップ端末「nubia Z50 Ultra」を正式発表しました。
デザイン
どちらかいえばゲーミング端末を多く市場に投入しているZTEですが、今回の「nubia Z50 Ultra」は一味違います。本体表面は、パンチホールやノッチが一切なく、さらに左右1.48mm、上下1.68mmの非常に狭いベゼルが特徴。
本体背面のデザインも非常にクール。カメラ配置も他社と一線を画しており、カメラ周りにある赤色のアクセントが目を惹きます。本体カラーは、グレーとブラック、さらにかの有名なゴッホの「星月夜」をボディに刻んだ特別モデルの3色展開となっています。表面だけでなく背面も「美しい」の一言に尽きます。
ディスプレイ
「nubia Z50 Ultra」は、リフレッシュレート最大120Hz駆動の6.8インチ有機ELディスプレイを搭載します。先述の通り、内カメラは画面下にあるため、パンチホールなど画面表示の妨げになるものはありません。
ZTEおよびNubiaのUDC(Under Display Camera)はこれで4世代目。6年間の長きにわたる開発によって、「完璧」なフルスクリーンを実現したとされています。実際、同じくUDC搭載のGalaxy Z Fold4の内カメラが400万画素であるのに対し、「nubia Z40 Ultra」は1600万画素。画素数だけを切り取ってみると、競合他社を一歩リードしていると言っても過言ではありません。
カメラ
「nubia Z50 Ultra」のカメラは3眼構成。メインカメラに6400万画素のSony IMX787、望遠カメラに最大6倍光学ズーム対応の6400万画素潜望遠、超広角カメラにマクロ撮影に対応した5000万画素を、それぞれ搭載しています。
焦点距離は、メインカメラが35mm、望遠カメラは85mm。Nubia独自の光学超解像アルゴリズムにより、望遠撮影の解像度が30%向上しているほか、Fujifilmのカラーフィルターや新しいポートレートフィルターを搭載し、カラーシステムの性能も向上しています。
スペック
デザインもさることながら、スペックにも抜かりはありません。SoCには、米QualcommのSnapdragon 8 Gen 2を採用。実行メモリは8/12/16GB、内蔵ストレージは256/512/1TBからそれぞれ選択可能。それぞれ、LPDDR5XおよびUFS 4.0規格に準拠しています。
バッテリー容量は5000mAh。公表値では、一般的な利用で最大35.6時間利用可能であるとしています。また、最大80Wの急速充電にも対応。
発売日・価格
「nubia Z50 Ultra」は、2023年3月14日より中国国内にて発売。本体価格は、通常モデル(8/256GB)が3999人民元(約7万8400円)から。ゴッホの「星月夜」モデル(12/512GB)は、4999人民元(約9万8000円)で販売されます。
画面下カメラ搭載で洗練されたデザインを持ち、かつSnapdragon 8 Gen 2搭載でこの価格である点には驚きを隠せません。
なお、グローバルでの販売は現在発表されておらず、日本国内における展開についても不明です。
OS | Android 13 (MyOS 13.0) |
---|---|
SoC | Snapdragon 8 Gen 2 |
メモリ | 8/12/16GB |
ストレージ | 256/512GB/1TB |
画面 | 6.8型 (2480×1116) AMOLED |
カメラ | 広角:6400万画素 Sony IMX787 超広角:5000万画素 望遠:6400万画素 |
インカメラ | 1600万画素(UDC) |
電池 | 5000mAh |
寸法 | 161.27 × 73.95 × 8.05 mm, 205g |
中華ガジェット個人輸入の定番サイト [AD] |
AliExpress Global |