モトローラは6月1日、折り畳みスマートフォン「moto razr」シリーズの新モデル「moto razr 40」を発表しました。
本モデルはシリーズ内の標準モデルという位置付け。縦方向に開閉する折り畳みスマートフォンで、背面は手に馴染むビーガンレザーを採用しています。
ディスプレイは上位モデル「moto razr 40 Ultra」と同サイズの6.9型AMOLEDを採用。リフレッシュレートはUltraより若干低めの144Hzですが、標準モデルとしては十分な性能といえるでしょう。
背面のサブディスプレイは、カメラ横に小ぶりな1.5型の物を搭載。時計や通知、音楽の再生コントールなどを表示可能です。
カメラはメイン(6400万画素/光学手ぶれ補正付き)とサブ(1300万画素/超広角兼マクロ)の2眼構成。
SoCはQualcommのSnapdragon 7 Gen 1を採用。実行メモリは8GBまたは12GBで、内蔵ストレージは128GB(8GBモデルのみ)と256GBという構成です。
電池容量は4200mAh。折り畳みスマホはフォームファクタの制約により電池を積み増すことが難しく、特にフリップ式は小容量に留まっている場合も多いのですが、本機はよく健闘しています。参考までに、Galaxy Z Flip3は3300mAh、Flip4は3700mAh、OPPO Find N2 Flipは4300mAh、 Vivo X Flipは4400mAhです。
カラーはセージグリーン、バニラクリーム、サマーライラックなど複数色を用意。販売エリアはヨーロッパ、ラテンアメリカ、アジアの一部で、価格は3999人民元(約7万9000円/中国版)から。6月3日現在、日本での発売については発表されていません。
moto razr 40の強みは、なんと言っても価格の安さ。必要十分な性能をもつ折り畳みスマートフォンが10万円を切る価格で提供されれば、思わず欲しくなってしまうのは筆者だけではないはずです。
OS | Android 13 |
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SoC | QualcommSnapdragon 7 Gen 1 |
メモリ | 8GB / 12GB |
容量 | 128GB(8GBモデルのみ) / 256GB |
画面 | メイン 6.9型(1080×2640)/ サブ 1.5型(194 x 368) |
カメラ | メイン 6400万画素 / 超広角兼マクロ 1300万画素 |
インカメラ | 3200万画素 |
電池 | 4200mAh |
寸法 | 展開時 170.8 x 74 x 7.4 mm / 折り畳み時 88.2 x 74 x 15.8 mm |
重量 | 188.6 g |
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