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Xiaomi、9月26日に同社初WearOS搭載スマートウォッチを発表

 Xiaomiは、WearOSを同社としては初めて搭載する「Xiaomi Watch 2 Pro」の発表を予告しました。日本でも発表が見込まれる「Xiaomi 13T」シリーズと同時発表を予定しています。

 Xiaomiのスマートバンド・スマートウォッチは、3000円程度の入門機から、3万円台で高級感のあるXiaomi Watch S1/S1 Proと機種や価格帯を豊富に取り揃えています。一方で搭載するOSは、よく言えば軽量、悪く言えば拡張性のないもので、Playストアからアプリを入れられるWear OS搭載機には利便性の面でどうしても勝てません。

 Wear OSはPixel WatchやWatch 4以降のGalaxy Watchシリーズなどで採用されているスマートウォッチ向けOS。Apple Watchで出来るような音声アシスタントやマップの使用を実現でき、またサードパーティ製アプリも導入できます。

 ただし電池持ちは相対的に悪くなることが予想され、Xiaomiのスマートバンド・ウォッチは1週間単位の圧倒的なバッテリー駆動時間の長さを誇っていましたが、Wear OS搭載端末ではせいぜい3日程度。Pixel Watchなんて公称値ですら最大24時間です。

 Wear OSを採用するにはスマートウォッチとして高い性能を要することもあり、Xiaomiの全スマートウォッチ・バンドのラインナップがWearOSになることはまずあり得ず、そのため上位モデルのみWearOSを搭載する、といった形になるでしょう。

 WearOS初搭載の「Xiaomi Watch 2 Pro」はすでにレンダリング画像がリークされており、MySmartPriceによれば1.43型の有機ELディスプレイを備えているほか、Galaxy Watch 4 ClassicやGalaxy Watch 6 Classicが採用する「物理回転ベゼル」を搭載しているとのこと。筆者は物理回転ベゼル信者なので、Samsung以外の選択肢が唐突に表れて興奮しています。

 このほか、キャリア通信の行えるLTE版も用意されるとのこと。本体色は少なくともブラックとシルバーの二色が確認できますが、サイズ違いのモデルがあるかに関してはわかりません。

 日本への導入は不明ですが、同系統の製品である「Xiaomi Watch S1」は日本国内で販売されています。Xiaomi Watch S1は本来MastercardのNFC決済に対応していますが、日本国内の銀行を経由した取引には対応していないという仕様でした。スマートウォッチにSuicaなどを利用するためのおサイフケータイの搭載を求めるユーザーは多いですが、仮にXiaomi Watch 2 Proが日本上陸したとして、おサイフケータイに対応するのは厳しいところでしょうか。続報に期待したいところです。

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