サムスン電子ジャパン株式会社は、スマートウォッチの新製品「Galaxy Watch 8」「Galaxy Watch 8 Classic」および「Galaxy Watch Ultra (2025年版)」を発表しました。いずれも2025年8月上旬以降に発売し、予約受付は7月17日から開始するとのことです。
価格は「Galaxy Watch 8」が5万7900円(40mm)から、「Galaxy Watch 8 Classic」が8万2900円(46mm)から、「Galaxy Watch Ultra (2025年版)」が12万6940円としています。
Galaxy Watch 8シリーズは、世界で初めてAI「Gemini」を標準搭載したスマートウォッチとのこと。ウォッチに直接話しかけるだけで、Web検索やタイマー設定、メールの要約・送信といった操作が可能になり、スマートフォンを取り出すことなくシームレスなAI体験を提供するとしています。
また、新しい「One UI 8 Watch」では、必要な情報に素早くアクセスできる「Now Bar」や、複数の情報を一つのタイルにまとめられる「マルチインフォタイル」などを採用し、操作性を向上させたそうです。
ディスプレイの最大輝度は3000ニトに向上し、屋外でも高い視認性を確保。「Watch 8 Classic」では、物理的に回転するベゼルと、新たにショートカットを割り当てられる「クイックボタン」を搭載し、直感的な操作を可能にしています。
健康管理機能は、睡眠中の心拍数などから血管にかかるストレスを測定する「血管負荷測定」機能や、個人の能力を分析して最適なトレーニングを提案する「パーソナライズドランニングコーチ」機能を新たに搭載。さらに、ウェアラブルデバイスとしては世界で初めて、皮膚内の抗酸化物質レベルを測定する機能も備え、食生活の改善に役立つインサイトを提供するとしています。
同時に発表された「Galaxy Watch Ultra (2025年版)」は、新色「チタニウムブルー」を追加し、ストレージ容量を64GBに倍増。最新のWear OS 6を搭載してリニューアルするとのことです。
Samsung Galaxy Watch8 40mm/44mm (2025) |
Samsung Galaxy Watch8 Classic 46mm (2025) |
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カラー | Graphite, Silver | Black, White |
サイズ | 44mm: 43.7 x 46.0 x 8.6 mm 40mm: 40.4 x 42.7 x 8.6 mm |
46.4 x 46.0 x 10.6 mm |
重量 | 44mm: 33.8 g 40mm: 30.1 g |
63.5g |
素材 | アーマーアルミニウム | ステンレス |
OS | Wear OS 6.0 | Wear OS 6.0 |
チップセット | Exynos W1000 (5 Core, 3nm) | Exynos W1000 (5 Core, 3nm) |
RAM / ROM | 2GB / 32GB | 2GB / 64GB |
ディスプレイサイズ (解像度) |
44mm: 1.47インチ (480 x 480) 40mm: 1.34インチ (438 x 438) |
1.34インチ (438 x 438) |
ピーク輝度 | 3000nits | 3000nits |
バッテリー容量 | 44mm: 435 mAh 40mm: 325 mAh |
445 mAh |
ヘルス機能 | 心拍数、体組成、血中酸素濃度、皮膚温度、エナジースコア、AGEs、生理周期の予測、血管負荷、抗酸化指数 | 心拍数、体組成、血中酸素濃度、皮膚温度、エナジースコア、AGEs、生理周期の予測、血管負荷、抗酸化指数 |
センサー | 加速度センサー、気圧センサー、生体電気インピーダンス解析センサー、電気心拍センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサー、赤外線温度センサー、光学式心拍センサー、照度センサー | 加速度センサー、気圧センサー、生体電気インピーダンス解析センサー、電気心拍センサー、ジャイロセンサー、地磁気センサー、赤外線温度センサー、光学式心拍センサー |
防水・防塵 | 5ATM IP68 | 5ATM IP68 |
オーディオ / PUI | マイク、スピーカー | マイク、スピーカー、回転ベゼル、クイックボタン、触覚モーター |