長年噂されていた廉価版VRヘッドセット「Quest 3S」。その存在が、Meta自らの手によって誤って漏洩しました。Phone Arenaが伝えています。
Meta Quest 3のサポート文書に、Quest 3Sへの言及が発見されました。さらに、新しいヘッドセットに搭載される予定のアクションボタンの機能も明らかになりました。
リーカーLunayian氏がこれを発見。指摘の後、言及部分は削除されました。
サポート文書によると、Quest 3Sは Quest 3のコントローラーやバッテリー付きエリートストラップなどのアクセサリーと互換性があり、そしてQuest 3と同じステータス表示ライトを備えるそうです。
Quest 3Sの新しいアクションボタンについては、パススルーモードと完全没入モードをすばやく切り替えるために使用されるとのこと。
HMDをつけたまま周囲が見えることで利便性が高まるほか、より良いMR体験に繋がります。Oculus Quest 2など、数年前まではまだまだモノクロカメラの製品もあり軽視されていましたが、昨今は非常に重視され、カラー・鮮明・歪みが少ない表示といった方向へと着実に改善が進んでいます。この点の画質と体験がかなり優秀なApple Vision Proの登場もあり、廉価版と言えどもパススルーと没入モードの切替はしっかり備えてきそうです。
これまでの噂ではQuest 3Sは Quest 3と同等の性能を持ちつつ、解像度やレンズでは妥協している廉価モデルになると考えられています。
今月のMeta Connectで披露される可能性が高いものとみられ、注目が集まります。
Support documentation pages on Meta’s website are starting to reference Quest 3S pic.twitter.com/OP1B1iaI1c
— Luna (@Lunayian) September 13, 2024