ZTEは2月26日(現地時間)、新型のタブレット「nubia Pad 3D II」を発表しました。
nubia Pad 3D IIの特徴はメガネを使わず、3Dコンテンツを楽しめる裸眼3D表示に対応していること。
144Hzのリフレッシュレートに対応した12.1型液晶ディスプレイは、先代モデル(nubia Pad 3D)と比べ3D解像度が最大80%、3D輝度が100%向上し、よりリアルで鮮やかに3Dコンテンツを表示可能。3Dコンテンツの視野角は86度で、ユーザーはほぼすべての方向から、3Dコンテンツを楽しむことができます。
特に注目すべきは、本製品に搭載された「Neovision 3D Anytimeテクノロジー」です。こちらは簡単な操作で2Dコンテンツを3Dコンテンツにリアルタイム変換する機能で、写真、ゲーム、ストリーミング動画など、幅広いコンテンツに対応。
同社のスマートフォンやMiracastをサポートするデバイスと接続すれば、nubia Pad 3D II上で接続したスマートフォンやMiracastデバイスの画面を、リアルタイムで3D変換することも可能です。
先代モデルと同じく、3Dコンテンツの作成にも対応。人間の目を模倣した「スーパー生体模倣アイ」と新世代のAIエンジンにより、簡単に高品質な3D写真・動画を撮影することができます。
文字通り、誰もが手軽に3Dコンテンツを楽しめるデバイスといってよいでしょう。
チップセット周りについては、SoCにQualcommの「Snapdragon 8 Gen 2」を採用。実行メモリの容量は未発表ですが、LPDDR5X規格であることがわかっています。内蔵ストレージはUFS 4.0規格で、最大容量は512GBです。
スピーカーは「DTS:X超没入型3Dサウンドエフェクト」に対応した物を4基搭載。通信面では5Gのモバイルデータ通信に対応しています。
バッテリーは1万mAhで、最大66Wの急速充電が可能。2月27日(日本時間)現在、価格や発売時期、販売地域については未発表です。
ZTE nubia Pad 3D II | ||
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OS | 未発表 | |
SoC | Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 | |
実行メモリ | LPDDR5X, 容量未発表 | |
内蔵ストレージ | UFS 4.0, 最大512GB | |
メインディスプレイ | 12.1型, 2560 x 1600px, リフレッシュレート最大144Hz, IPS液晶, 3D表示対応 | |
3Dコンテンツ視野角 | 86度 | |
リアカメラ | 1300万画素 x 2(3D撮影対応) | |
インカメラ | 800万画素x 2(3D撮影対応) | |
モバイル通信 | 対応(5G) | |
Wi-Fi | 未発表 | |
Bluetooth | 未発表 | |
入出力端子 | USB-C | |
バッテリー | 1万mAh | |
充電 | 有線(急速充電最大66W) | |
重量 | 未発表 | |
その他 | 2D→3Dリアルタイム変換機能 3Dコンテンツ作成機能 AI 3Dマルチスクリーンコラボレーション |