NothingのサブブランドであるCMF by Nothingは、新型スマートフォン「CMF Phone 2 Pro」を国内で発表しました。「CMF Phone 2 Pro」は2025年7月24日に発売し、価格は4万2800円からです。7月22日より予約受付を開始。
「CMF Phone 2 Pro」は、ブランドコンセプトである色、素材、仕上げを追求し、デザインと性能を両立したそうです。

本機について説明する黒住吉郎氏
スリムな厚さ7.8mm、重さ185gの軽量ボディを実現したといいます。アルミ製のカメラリングやステンレススチール製のネジを配置します。
カラーバリエーションはオレンジ、ホワイト、ブラックの3色展開。オレンジはメタリックな光沢あり。どことなく、かつてのオレンジ色の携帯キャリアの独自デザインブランドのガラケーを想起させるようなおしゃれさがあります。
ブラックはフロストガラスのような質感とメタル調のフレーム。
ホワイトは質感も楽しめるサンドストーン仕上げとなっています。触り心地は圧倒的にこの色ですね。
カメラは、背面には5000万画素のメインカメラと、光学2倍・デジタル最大20倍ズームに対応した5000万画素の望遠カメラ、そして119.5度の視野角を持つ800万画素の超広角カメラを備えます。フロントカメラは1600万画素。画像処理エンジンは「TrueLens Engine 3.0」を謳います。
プロセッサーには、TSMCの4nm製造プロセス「MediaTek Dimensity 7300 Pro 5G」を採用。内部ストレージを仮想的にメモリとして活用する機能や、筐体温度を賢く制御する先進の冷却システムも搭載します。
ディスプレイは6.77インチ フルHD+フレキシブルAMOLEDディスプレイ。ピーク輝度3000nitや120Hzのアダプティブリフレッシュレートに対応します。バッテリーは5000mAhの大容量で、33Wの急速充電に対応します。
特に今回のモデルでは、日本市場向けの機能を大幅に強化。前モデルでは非対応だったおサイフケータイ(FeliCa)に対応したほか、eSIMにも対応。さらに、国内の主要なLTEおよび5G周波数帯への対応も拡充しました。前モデルはプラチナバンドなどの重要周波数への対応を多く欠いておりローカライズできていませんでしたが、今作は日本利用者の需要に大きく応える内容へと進化しています。各社プラチナバンドだけではなく、対応の難しい5G n79以外は網羅した感じでしょうか。
OSはAndroid 15をベースにした「Nothing OS 3.2」を搭載します。AIが日々のタスクをサポートする「Essential Space」や、アプリやファイルを安全に保管できる「Privacy Space」といった新機能を備えます。
「CMF Phone 2 Pro」のモデル構成と販路は、実行メモリ8GB・ストレージ128GBモデルが4万2800円でIIJmioなどのMVNOから、実行メモリ8GB・ストレージ256GBモデルが4万7800円で公式サイトと楽天モバイルから販売されます。楽天モバイルでは、オンラインストアだけでなく全国100店舗以上での取り扱いも予定しているとのことです。