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Meizu 21 Pro発表!比率21:9画面、自称「片手で握れる」AIスマホ

 吉利汽車傘下のMeizu(魅族科技)は、新型スマートフォン「Meizu 21 Pro」を中国国内で発売しました。価格はもっとも安い12GB+256GBモデルで、4999人民元(約10万4637円)から。

 Meizu 21 Proの特徴は、ハードウェア、ソフトウェアともに片手持ちでの利用を前提にデザインされていること。本体の横幅は約74.42mmで、同社は「片手で握る、一度触れたら忘れられない」と主張、「(ユーザーの)手を解放する」と豪語しています。ちなみにXperia 1 Vは幅71mm、Xperia 5 Vは幅68mmです。

 外観自体は、背面左上に3つのカメラと1つのライトを縦一列に配置したオーソドックスなもの。カラーは「星夜黑」「魅族白」「月桂绿(有机硅)」「冰川蓝」の4色が用意され、いずれも大人っぽい、落ち着いた色合いです。

 片手で持てる横幅と大画面を両立するため、本製品のディスプレイは6.79型、密度512ppi、アスペクト比21:9の縦長パネルを採用しています。リフレッシュレートは最大120HzでLTPOにも対応します。

 指紋認証センサーは、0.08秒でロック解除可能と謳う超音波式を採用し、センサーの面積を先代モデルの10倍に拡大。カバーガラスも従来の2倍の落下耐性をもつ「Meizuチタンガラス 2.0」に。

 リアカメラは広角(5000万画素)+望遠(光学3倍/1000万画素)+超広角&マクロ(1300万画素)の3眼構成で、広角と望遠には光学式手ぶれ補正(OIS)も搭載しています。デジタルズームは最大30倍まで対応。

 チップセットは最新最上位QualcommのSnapdragon 8 Gen 3を搭載。実行メモリはLPDDR5X、内蔵ストレージはUFS 4.0規格を採用。モデルは「12GB+256GB」「16GB+512GB」「16GB+1TB」の3種。

 生成AIベースの「Aicy」を搭載。ユーザーの質問に答えたり、指示された操作を実行するといった基本的な作業以外にも、ブログの文章を考えたり、チャットの会話内容を理解して返信文を提案するようなことも可能。仕事で日々大量のメッセージをやり取りするような場面でも、Aicyの助けがあれば少しは楽になるかもしれません。

 バッテリー容量は5050mAh。充電は中華系メーカーではお馴染みの、独自規格による超急速充電に対応しており、有線なら最大80W、無線なら最大50Wで充電可能。さらに最大10Wの無線逆充電にも対応しているので、出先でイヤホンやサブスマホがバッテリー切れを起こしても、ワイヤレス充電に対応したデバイスなら、Meizu 21 Proから充電することができます。

 防塵防水についてはどちらも最高等級のIP68で、粉塵と水の双方に対しては非常に強い耐性を確保しています。ただし日々の使用による損耗で保護能力が低下する可能性もあるとしています。

  Meizu 21 Pro
OS Flyme OS
SoC Qualcomm Snapdragon 8 Gen 3
実行メモリと内蔵ストレージ LPDDR5X/UFS 4.0
12GB+256GB
16GB+512GB
16GB+1TB
ディスプレイ 6.79型, 3192x1368px, リフレッシュレート1-120Hz, 最大512ppi
リアカメラ 広角(5000万画素, f1.9, OIS+EIS)
望遠(1000万画素, f2.0, 光学3倍ズーム)
超広角/マクロ(1300万画素, f2.4, 122度)
インカメラ 3200万画素(f2.4)
生体認証 指紋(超音波式)/顔
Wi-Fi Wi-Fi 6(802.11 a/b/g/n/ac/ax)
Bluetooth Bluetooth 5.4
入出力端子 USB-C x 1
バッテリー 5050mAh
充電 有線(最大80W Super mCharge, QC4+, USB PD3.0 PPS)
ワイヤレス(最大50W Super Wireless mCharge, 最大10W逆充電)
本体サイズ 164.98 x 74.42 x 7.98 mm
重量 208-214 g
カラー 星夜黑/魅族白/月桂绿(有机硅)/冰川蓝」
情報元Meizu
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