Xiaomiは、グローバル市場にて「Redmi 13」を発表しました。5Gに対応しない廉価機種で、処理性能は控えめですが、この価格にしては素晴らしい機能を備えます。
搭載するSoCはMediaTek Helio G91-Ultra。Ultraと冠されてはいますが、最大クロックは2GHzと、性能に期待は持てません。メモリは6GBもしくは8GB、ストレージは128GBか256GB。廉価機種ながら豊富なのも高評価です。
ディスプレイは大柄な6.79インチ。さすがに液晶ですが、しっかりFHD+(2460×1080)解像度を確保しています。リフレッシュレートは90Hz。廉価機種ではありますが、ベゼルの厚みも極端に分厚いわけではないのも高評価。
カメラは妙に強力で、1億画素+200万画素マクロという構成。マクロは日常生活で使い物にならないため、実質単眼のカメラで、それにこんな機種に1億画素も必要かとも思いますが、1/1.67型センサーによって取り込める光量が多いのは事実であり、またクロップすることにより、3倍までロスレスズームが行えるというメリットを有します。インカメラは1300万画素。
この価格帯ながら、背面はガラス製になっているとのこと。本体の厚みは8.3mmとなっています。
バッテリーは5030mAh、廉価機種ながら33Wの急速充電に対応しています。1000回以上の充電サイクルでも当初の80%以上のバッテリー容量を確保できるとしています。
IP53規格の生活防水に対応。シャワーを掛けるなど言語道断ですが、突然の雨程度には耐えられそうです。プリインストールOSはXiaomi HyperOS。Xiaomiは廉価機種でも少なくとも2年程度OSアップデートを行ってくれます。
本体色はブラックとゴールド、ピンクと模様入りのブルーの4色。マレーシアでの価格はメモリ8GB+ストレージ128GBモデルが619リンギット。日本円にして2万円強となっています。
OS | Xiaomi HyperOS |
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SoC | MediaTek Helio G91-Ultra |
メモリ | 6/8GB |
容量 | 128/256GB |
画面 | 6.79型 (2460×1080) 90Hz 液晶 |
カメラ | 1億800万画素+200万画素マクロ |
インカメラ | 1300万画素 |
電池 | 5030mAh 33W |
寸法 | 168.6×76.28×8.3mm, 205g |
その他 |