Googleは、同社初の折りたたみスマートフォン「Pixel 9 Pro Fold」を発表しました。日本での価格は25万7500円から。
閉じた状態での幅は77.1mm、厚さは10.5mmとコンパクトですが、開くと幅150.2mm、厚さ6.1mmの大画面デバイスに変身します。 本体の高さは155.2mmで、ポケットにも収まりやすいサイズとなっています。ただし公称重量値は257gと一昔、二昔前の折りたたみスマホクラスの鈍重さとなってしまっています。
メインディスプレイは7.9インチの「Super Actua Flex」ディスプレイで、2076×2152ピクセルの解像度を誇ります。外側には6.3インチの「Actua」ディスプレイを搭載し、1080×2424ピクセルの解像度を実現しています。両ディスプレイともOLED技術を採用し、1〜120Hzの可変リフレッシュレートに対応しているため、滑らかな画面遷移と省電力性を両立しています。開いた状態で初代Pixel Foldは横長でしたが、Pixel 9 Pro Foldは、今回はやや縦長に。
もちろん角度固定も可能です。
Google Tensor G4チップとTitan M2セキュリティチップを採用しています。バッテリー容量は4650mAh。出荷時はAndroid 14となっており、最新OSではなく現行のOSを搭載するPixelは今回が初だろうと思います。つまり公約のOSバージョンアップ回数は、従来のPixelのように最新版にするだけで1回分消費してしまうことに。
カメラは48MPのメインカメラに加え、10.5MPの超広角カメラ、10.8MPの望遠カメラを搭載しています。5倍の光学ズームに加え、最大20倍のデジタルズームにも対応します。
耐久性にも配慮がなされており、ディスプレイにはCorning Gorilla Glass Victus 2を採用。また、本体はIPX8等級の防水性能を備えており、水回りでの使用も安心です。
カラーバリエーションは「Porcelain」と「Obsidian」の2色。
なお米国版で対応しているミリ波は日本版では非対応。
OS | Android 14 |
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SoC | Google Tensor G4 |
メモリ | 16GB |
容量 | 256GB / 512GB |
画面 | 7.9型 (2076×2152) / 6.3型 (1080×2424) |
カメラ | 4800万画素 (メイン) + 1050万画素 (超広角) + 1080万画素 (望遠) |
インカメラ | |
電池 | 4650mAh |
寸法 | 155.2 × 150.2 × 6.1 mm (開いた状態) 155.2 × 77.1 × 10.5 mm (閉じた状態) 重量257g |
その他 | IPX8防水、Corning Gorilla Glass Victus 2、5倍光学ズーム |