19歳のJosh King氏が3Dプリンターで作成し話題になった「MagSafe対応ゲームパッド」が、MagSafeアクセサリーを開発するOhSnapとの提携により商品化するようです。The Vergeが伝えています。
MCONはJosh King氏がモバイルゲームの操作性の悪さに嫌気がさして3Dプリンターで製作したゲームパッド。なんとMagSafeによって吸着することによって使用可能という手軽さもさることながら、展開ボタンを押すとスマホが勢いよくスライドし、操作部が現れるというロマン仕様も兼ね備えます。自分でスライドするよりもこっちのほうがワクワクしますね。
スライド式のゲームコントローラーを用意するという発想は、まさにPlaystation PhoneことXperia Playを彷彿とさせます。見たところカメラが使えないのが弱点ではありますが、MagSafeによる接続であるためそれも比較的簡単に解消できるのが魅力的です。
さらに本体下部左右にはグリップが格納されており、展開すればプレステやXBoxのコントローラーと大差ないサイズ感になります。ここまで配慮しているのはとても珍しいですね。
また、現在はホワイトとブラックの2色が用意されていますが、販売開始時にはNintendo Switchのコントローラーよろしく様々な色を用意したいとしています。
Josh King氏は今回のMCONを製品化するために自分の会社を立ち上げようと投資家に声を掛け製作していたようですが、資金が不足するようになってOhSnapに声を掛けたとのこと。その若さで製品化しようとする気概があまりにも素晴らしいです。
販売を担うOhSnapは1月2日よりKickstarterにてクラウドファンディングを開始予定。来年の初めごろから開催される世界最大級の家電見本市であるCES 2025において出展されるとのことで、詳しい使用感などのレビューが楽しみです。
Kickstarterでのクラウドファンディングが日本への配送にも対応しているかは分かりませんが、OhSnapの予告ページはこちらから。