全人類が待ちわびた、真のマジックマウス。
Diver-Xが新ブランドMelt Interfaceの第一弾として、マウス/トラックパッド/テンキーを一体化したクリエイター向け入力デバイス「Melt Mouse」を発表しました。
デザイン系インフルエンサーのParaph・鎌田亮平氏との共同開発。物理ボタンを廃し、トップ面は圧力センシングとLRA方式のハプティクスで構成。触覚フィードバックでクリック感を再現しています。筆者が試作機を確認したところ、さすが触覚フィードバック技術に定評のあるDiver-Xだけあってクリック感は十分。閾値やフィードバックの強さはMac用の連携アプリケーション「Melt Studio」から設定が可能でした。
側面には物理ボタンを搭載。トラックパッドによる上下/左右スクロールも可能です。テンキーモードへの切り替えも可能。
上面に配置された12点のLEDが発光してボタンとして機能し、各キーにアプリ別ショートカットの割り当ても可能。Melt Studioアプリからジェスチャーやキーマップ、プロファイルの保存/切替まで一括管理できるようになっています。Photoshop/Blender/Premiere Proなどの用途別プリセット利用を想定しているそうです。
筐体はCNC削り出しアルミと曲面強化ガラスの組み合わせで、底面はマグネット着脱式の「MagSole」により摩擦係数を最適化。色を変更できるだけでなく、長期使用で底部が摩耗したら交換することも可能というわけです。
項目 | 内容 |
---|---|
構造/素材 | CNC削り出しアルミ(ボディ)/強化ガラス(トップ)/プラスチック(ソール)、アルマイト処理/指紋防止コーティング |
サイズ/重量 | 約110×60×32mm、約115〜130g(量産時変更の可能性あり) |
クリック方式 | 圧力センシング+LRAハプティクス、左/右/ミドル対応、重さ調整可 |
スクロール | タッチパッド式の縦/横スクロール、ノッチ感オン/オフ、スムース/ステップ切替 |
モード | マウス/トラックパッド/テンキーに切替、テンキーは12点LEDで表示、各キーにショートカット割当可 |
センサー | タッチパッド/圧力センサー、最大6000DPI |
接続/給電 | Bluetooth LE/USB-C(有線兼充電)、USB-C充電 |
対応OS | Windows/macOS/Linux(Melt StudioはLinux非対応) |
専用ソフト | Melt Studio(キーマップ/感度/ハプティクス調整、FW更新、プロファイル管理) |
駆動時間 | 約2週間〜1ヶ月(使用条件による) |
同時接続 | 最大3台切替対応 |
保証 | 1年間の無償修理/交換 |
価格はアーリーバードが3万4500円、Kickstarter特別価格が3万7500円、通常価格が4万2000円です。予約開始予定は10月28日19時。