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電池爆持ち、マウスに変形するコントローラー進化!8.8型レノボ「Legion Go Gen 2」発表

  レノボ・ジャパンは、ハンドヘルドゲーミングPCのフラッグシップ新モデルとなる「Lenovo Legion Go Gen 2」を正式発表しました。

 前世代機から基本性能を底上げしつつ、ユーザーの声を反映して使い勝手を大きく向上させた意欲作となっています。

 同時発表のLegion Go S Gen 1とは異なり、コントローラー「Legion TrueStrike」は着脱式。しかも取り外した後にマウスとしての利用が可能。

 マウス側のコントローラーのみ、スティックが外れる上に、前モデルとは異なり、スティックを外した後の突起を抑えており、マウスとしても使いやすい仕組みです。

 従来モデルでは本体に接続しないと充電できませんでしたが、新型ではコントローラー自体にUSB Type-C端子を搭載し、単体での充電が可能になったそうです。また、本体との接続機構にはマグネットに加えて機械的なロックが追加され、激しい操作でもガタつきにくい設計へと進化しました。

 携帯ゲーミングPCのニーズの一つが、強力なPCを持ち運べるということ。高性能を活かし、好きなキーボードとこの着脱マウスを組み合わせ、作業用途に使うユーザーもいるそうです。

 SoCには「AMD Ryzen Z2 Extreme」を採用。メモリ容量も32GB(LPDDR5X)へと倍増しており、重量級のゲームタイトルでも快適な動作が期待できそうです。

 前モデル(Gen 1)では液晶パネルかつWQXGA(2560×1600)解像度でしたが、Gen2ではディスプレイには新たに8.8型の有機EL(OLED)パネルを搭載、解像度は1920×1200ドット、リフレッシュレートは144Hzに対応し、DCI-P3カバー率は100%を謳います。

 また、携帯型ゲーム機で最も懸念されるバッテリー持ちについては、解像度を抑えたことや、電池容量も前世代比で約50%増となる74Whの大容量バッテリー搭載が効いて大幅に増大しているのが嬉しい点。

 これは公称値ではないので参考程度ですが、あくまで重量級タイトルのうちCPU処理負荷の大きいものなら3時間弱、GPU支援が適切に効くようなタイトルならばさらに長時間駆動で動作可能だったとの現地担当者談。従来の携帯ゲーミングPCは重量級タイトルだと1時間程度しか持たないなんてこともありましたが、それよりも長い時間の利用が見込めそうです。

 背面には引き続き安定性の高い大型キックスタンドを装備しています。OSにはWindows 11を採用し、独自の管理ソフト「Legion Space」を通じてゲームライブラリへのアクセスや設定変更も直感的に可能。

 そのほか、インターフェースには40Gbpsの転送速度を持つUSB4ポートを2基搭載し、電源ボタンには前モデルよりも大型化した指紋認証センサーを内蔵するなど、ユーザーフィードバック等を通じて磨き上げた、細部まで隙のない仕様となっています。

 個人的にも、UMPCや携帯ゲーミングPCは生体認証を省略・コストダウンした機種が少なからずあり、「生産性用途には絶対欲しいし、ゲーム系でもログイン等で普通に欲しいよなぁ」と思っているので、使いやすい指紋認証センサーの搭載は好印象です。

 同時に発表された普及帯モデルの「Legion Go S」は前面配置のステレオスピーカーに対し、本機は上部配置ですが、音質や迫力はあり、こちらはより良い大型のスピーカーであること実機でも感じられます。

 天下のLenovoがユーザーの声に真摯に向き合ってさらに最強に仕上げてきた本気モデル。ぜひ手にとってみて下さい。

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