
ノートアプリがターミナルに降りてきた。
ノートアプリ「Obsidian」のバージョン1.12(Public版)が、2026年2月27日に公開されました。デスクトップ版とモバイル版の両方が対象です。今回の更新ではターミナルからObsidianを操作できる「Obsidian CLI」を新たに搭載したほか、Basesのクエリ結果を絞り込む検索ツールバーボタンの追加や、Live Previewでの画像サイズ変更など、多数の改良を加えたそうです。Obsidian公式が伝えています。
Obsidian CLIは、ターミナルからObsidianを制御できるコマンドラインインターフェースで、スクリプト作成や自動化、外部ツールとの連携を想定しているといいます。設定画面の「Settings → General」で「Command line interface」を有効にし、表示される案内に従って登録すると、ターミナル上で「obsidian」コマンドが使えるようになります。
Obsidianでできることはすべてコマンドラインからも実行できると説明しており、プラグインの再読み込みやスクリーンショット取得など、開発者向けのコマンドも用意。なおCLIは、起動中のObsidianに接続して動作する仕組みで、Obsidianが起動していない場合は最初のコマンド実行時にアプリが立ち上がるとのことです。
エディター関連では、Live Previewで画像の角をドラッグしてサイズを変更できる機能が加わりました。角をダブルクリックすれば元の大きさに戻すことも可能だそうです。ファイルを削除する際には、そのファイルの添付ファイルも合わせて削除するかどうかをアプリが尋ねるようになり、Files & Linksの設定で挙動(常に削除/毎回確認/削除しない)も選べます。
テキストをコピーした際にHTMLの書式情報も含むようになり、Google Docsなどへの貼り付けで体裁を保ちやすくなったといいます。キャンバスファイル内でのバックリンク検出や、クイックスイッチャーでのドラッグ操作への対応なども盛り込んでいます。
モバイル版ではiOS向けに共有拡張(Share extension)への対応が加わりました。SafariやSNSアプリなどから、Obsidianを開かずに保管庫へ直接コンテンツを保存できるそうです。iOSのショートカットアクション「Bookmark Link」によりURLをObsidianのブックマークとして保存できるほか、タブレットでのポインターデバイス対応(ホバーでサブメニュー展開、プロパティエディターの右クリック対応など)も強化しています。
Obsidian 1.12はデスクトップ版・モバイル版ともにアップデートで利用できます。CLI搭載により、ターミナルやスクリプトからノート操作を呼び出す、といった自動化の幅が広がりそうです。




















