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ソフトバンクモバイル宮内社長、一括0円に言及。「転売」を半年間のSIMロック解除拒否理由に

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 ソフトバンクモバイルの宮内社長は、新製品発表会の質疑応答において、SIMロック解除半年間拒否する理由を質問されました。

 その回答として、優良なお客さんばかりならいいものの、「一括0円」をやるとき、業者がいっぱい買って中国に転売するといったケースがあると説明しました。箱に入れたまま持っていけば中国では10万円程度で買い取ってもらえるとのこと。ならば一括0円をやめたらいいのではと思ってしまいますが。

 SIMロック解除義務化により、どのように使われても問題ないよう価格を適正化する……のではなく、SIMロック解除のガイドラインを最大限都合よく解釈した上でSIMロック解除をできるだけ長い間拒否し、「一括0円」を維持するという姿勢は実に面白いところ。ちなみにSoftBankは最近、特価販売時の短期解約に、高額な違約金を設けており、不適切な行為への損失補填を図っているはずです。

 尤も、中国に転売する業者は一括0円なんか使わずとも、普通に割賦を組んで割賦代も通信料も踏み倒してると思いますが。

 一部のユーザーによる不適切な転売と、キャリアの不適切な価格設定のせいで、一般ユーザーの権利が制限される現状はいかがなものかと思います。

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