ワークスモバイルジャパンは、1月20日モバイル環境に最適化したグループウェア「Works Mobile」の正式サービスを開始しました。ワークスモバイルジャパンは親会社にNAVERを持ち、国内大手メッセンジャーアプリの開発元となる、LINE株式会社の兄弟会社です。
主な特徴としては、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末での利用を想定した開発によって、モバイル・パソコンの両方でフル機能が利用可能となっています。また、LINEを踏襲したユーザーインターフェースを採用することで、ITリテラシーの低い人でも、簡単に利用できることを謳います。
機能は契約するプランによって異なりますが、LINEライクなメッセンジャー、メール、スケジュール管理、クラウドストレージ、アドレス帳管理機能など、グループウェアで必要とされる機能は備えています。
セキュリティの高さと安定性もアピールしておりネットワークとデータセンターは物理的セキュリティをアピールし、プライバシー情報の取り扱いも、第三者機関の認証を得ており、LINEと聞いてどうしても抱いてしまいがちな不安感へのフォローも抜かりはありません。
料金はプランごとで異なりますが、ユーザ数ごとの従量課金制で、必要となったライセンスの数だけ、支払いの必要がある、最近のグループウェアでは流行りのスタイルです。
競合するサービスにはGoogleApps、Office365、サイボウズがありますが、Works Mobileは「皆が慣れ親しんだ使いやすさ」が売りなのでしょうか。日本の企業はどうしても新しいサービスには手を出さないイメージありますが、IT系のベンチャー企業で今後普及していくかも知れません。