「完全無欠・完璧なタブレット」への進化
新型iPad最大の売りは、いままでにない超高解像度で大画面のディスプレイを搭載しているところですが、その他にもカメラ品質の改善、メモリ増強、より高性能なGPUの搭載、より速い4Gネットワークへの対応など、「iPadの弱点」と言われていたポイントの殆どが改善されました。
これらのアップグレードを技術的に考察し「高解像度化に伴う不可なの項目」でしょと言う人も居ますが、理由がどうあれ「iPadがタブレットとして非の打ちようのない完全なもの」に進化したといって良いと思います。
その理由なども含めて、いろいろ感じたことを語ってみようかなと思います。
Retinaディスプレイは「目に優しい」
「ディスプレイが目に優しい」と言うと少し違和感がありますが、これは真実です。ディスプレイが高解像度化したことによって、どんなに小さい文字もハッキリ見えるようになりました。
潰れて読みにくかった文字がキレイに読める。僕みたいな目の悪い人でも、懲らさなくても近づけなくても、違和感なくスラスラ文章や図面を見れる。というのは凄い良いポイントだと思います。
そして、Retinaディスプレイに映し出された文字やグラフィックは素晴らしく綺麗です。iPhoneで感じたものとは全く違うこの「大画面の迫力」が凄まじいです。こればかりは宝石の輝きと同じで、文章で幾ら書いても伝え切りません…。
カメラの改善によりiPadが最も優秀な「Ustカメラ」に!
解像度は5メガピクセルと昨今のデジカメ・携帯と比べると数字で見れば若干控えめな性能のカメラですが、ご覧の通り十分綺麗な写真を撮影することが出来ます。ちなみにジャイロセンサーをつかった手ブレ補正機能のおかげで殆ど手ブレしません♪
もちろんタブレットで写真を撮影する機会なんかは少ないですが、iPadの超大容量バッテリーの恩恵もあって「いつでもどこでも長時間の映像撮影・収録に耐えうるカメラ」として使うことが出来ます。外出先でダラダラUST配信しようという時に「パソコン・ウェブカメラ」などの重装備をする必要がなくなるってワケです。もちろんiPadを固定する道具は別途必要ですけれども。
ちなみに撮った写真を「iMovie」でささっと編集し、Youtubeにアップロードするといった事も可能です。そういう細かい編集もキッチリこなせちゃうのも、大画面ならではの強みですね。
iPad用のiMovie 手のひらの上で映画を作ろう。 → Apple公式サイト
さらに洗練されたiPadのスペック
元々iPad2でも十分すぎるほどのスペックを持っていましたが、新型iPadでは更に磨きが掛かり、クアッドコアグラフィックスと倍の1GBメモリを新たに搭載しました。
これらを技術的に考察すれば、高解像度化したiPadを満足に稼働させるための「不可欠だったアップグレード」と言えるわけですが、理由はどうあれ、これらは確実に違いとして体感できるスペックアップに繋がっています。
マルチタッチジェスチャーはよりスムーズになったし、スクロールはもう殆どどんなサイトでも全くカクつかなくなりました。超しなやかで気持ち良い。もちろん3Dゲームなどの厳しい処理も文句なしですね。
雑感
…とかいろいろ書いていたんですが、レビューとしては微妙かな。「新しいiPadの品評」としてはこんなところだと思うんですが、元々iPad2がタブレットとして凄く高いポテンシャルを持っていたので、語り出すと何ついて語っているのかちょっと収拾が付かなくなってしまいます(´・ω・`)
iPadはすごいよ。実は前から凄いよ。でももっと進化したよ。
という事を語れればよかったなあ(もう既にガス欠
AFPクリスタルフィルムセット for iPad2 PIS-01
新型iPadでも使えます。おすすめです。