動画や音楽をたくさん持ち歩くには、容量64GBの「microSDXCカード」がおすすめです。スマートフォンをとてつもない大容量に拡張できます。この赤とグレーのツートンカラーのカードです。
増える対応機種
この64GBの「microSDXCカード」は、以前は端末側が対応していないことがほとんどでした。昨年モデルだとSHARPやSAMSUNGなどを除いて、対応できている機種は多くなかったです。
ただ最近では対応機器も増え、2013年夏モデルではほぼ全てのAndroid端末で「microSDXC 64GB」に対応しています。(それでもSoftBank向けの京セラ、シンプルスマホなど一部に非対応機種もあるので注意して下さい)
非対応機種でも利用できる?
また、非対応モデルの場合、推奨されませんが、PCで「DiskFormatter」をインストールし、カードをFAT32にフォーマットし直すことで読み込める場合があります。
推奨されないというのは、原理的には「本来規格上存在しないはずの『FAT32で容量64GBのmicroSDHC』というものを作り出すことで、非対応のAndroid端末で読めてしまう」という荒技だからです。(microSDXC 64GBの本来のフォーマットはexFAT)この原理に関する詳しい解説はこちらの記事をどうぞ。基本的におすすめはしませんし、行うなら自己責任という形になります。
また、一部非対応機種に挿すとデータが破損されることがあったようで、キャリアも破損しないようにするためのアップデートを行っています。海外版「XPERIA Z」は非対応で発売、後にmicroSDXC 64GBにアップデートで対応する形をとっていました。
動画、音楽のヘビーユーザーにはおすすめ
今、自分は最新のAndroid端末で快適に使えています。やはり大容量を買っておくと、後から足りなかったと後悔することはなくなります。
昔はiPodやWalkman、gigabeatといったマルチメディアプレイヤーを別途持ち歩いていたものですが、スマートフォンの躍進により、御役御免となりました。個人的なターニングポイントはSAMSUNGの「GALAXY S SC-02B」ですね。あれ、エンコとかせずにPCの動画を適当に突っ込んでも9割以上再生できましたからね。怪物みたいなマシンでした。今となっては、国内で販売されている最新機種はみんなそんな感じのモンスタースペックですけどね。
そんなわけで、スマートフォン=メディアプレイヤーともなりつつある現在、カードはよりよいものを。容量は64GB、せめて32GBの、転送速度はできればClass10の、大容量・高速なものを選びたいものです。
SanDisk microSDXC UHS-I 64GB Class10 |
Samsung microSDHC 32GB 超高速48MB/s UHS-I Class10 |