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【朗報】脳汁ドバドバ!スマホに物理キーボードを追加する「Clicks for Pixel」レビュー、BlackBerry難民ついに救済

待ちに待った「Clicks for Pixel」をPixel 9 Pro装着!

 QWERTYぃぃぃぃぃぃ!!!!!!ついに!ついに!!ついに待望のClick for Pixelが来たぞぉぉぉぉ!!

 SNSや、最近流行りのnote執筆などの長文作成もラクラク!!思考の流れを断ち切らずに入力できる最高の相棒、それがClicks!

 ついに到着した「Clicks for Pixel」。スマートフォン用物理キーボードってどんなメリットがあるの?を、使ったことの無い方の方が多いと思いますので、メリット・デメリットも併せて物理QWERTYキー狂信者の筆者が大興奮でフォトレビューします!!

この記事はClick for Pixelで執筆しています!!

 ちなみにこの記事はClick for Pixelで執筆しています!!(最終のタグ付け微修正と入稿だけPCで作業しています。)ぽちぽちぽちぽち、楽しい!そして隙間時間の活用にもなります!!

この記事はClick for Pixelで執筆。楽しい!隙間時間の活用も!

そもそも「Clicks for Pixel」ってなんだっけ?のおさらい。

 念のため、どんな位置づけの製品か再確認しておきましょう。

 対応する機種をパチンと嵌めることで物理QWERTYキーを追加することが出来るスマートフォン用アクセサリーの「Clicks Keyboard」。日本では2024年12月にイギリスのClicks TechnologyからiPhone用アクセサリーとして発売されました。

 どんな点が評価されているか?というと、発売されるやいなや「物理QWERTYキーファンを中心に、BlackBerry風のQWERTYキーボードで正確で気持ちの良いタイピングのが出来る」「画面を1/3ほど占有して邪魔な仮想キーボードが不要になり、画面が広く使える」「ショートカット機能で各種アプリをワンタッチ起動出来る」など高評価。特に文章を多く書く方に刺さり「とうとうBlackBerry(Android)からiPhoneに乗り換えた!」と本キーボードを使うためにスマートフォンを乗り換える人も出るほどの人気も。

 それもそのはず、開発には元BlackBerryのエンジニアが参加。また、Clicks Technologyの共同創設者にはBlackBerryに特化したブログメディア「CrackBerry」の創設者のケビン氏も参加しており、本物の「わかっている人たち」が作っているのですから、至高の物理キーボードが生み出されて当然というわけ。最高だぜ。

ついにAndroid版も発売へ!

 なぜAndroid版がないんだ……。と涙していた方々、お待たせしました!!iPhone版が好評な一方、物理QWERTYキーボードスマートフォンの始祖とも言えるBlackBerryの最終モデルはAndoridなのに何故Android版はリリースされないのだ!!いつAndroid版は発売されるのだ?!と、歯ぎしりしながら耐え忍んだBlackBerryファンを始めとするAndroidの物理キーボードファンも多かったはず。もちろん筆者もその一人です。

 そんな悔しさも終わりです!2025年2月25日からAndroid版が予約開始。そして満を持して、予約者向けに「Clicks for Pixel 9 / 9Pro」が発送開始。筆者の手元にも到着しましたので、写真多めで速報フォトレビューをさせて頂きます!

 そして今後は何回かに分けて、圧倒的に使い勝手が向上する必携アプリについて、対応機種以外で使用した感想についてなど変態的な内容もぞくぞくお届けします!

まずは外観フォトレビュー

 それでは早速、写真多めでフォトレビュースタート!

外箱から高級感!

 そこまで外箱に凝らなくても……。と言いたくなるぐらいしっかりデザインされた外箱で、「良い物感」があります。

ニクい演出で開封してのワクワク感アップ!

 開封すると、保護紙(?)に包まれたClicks Keyboardが登場。薄手の紙なのでうっすらキーボードが見える所が期待感を高めます。ニクい演出!!

開封すると保護紙に包まれたClicks Keyboardが登場

 外箱の裏側には、スマートフォンを嵌めて使うことを示す写真と軽い紹介が記載されています。

外箱の裏側には軽い紹介が記載されています。

 外箱裏面の中段には、「Pixel 9 Pro」という対応機種名と「Onyx」という黒色を示すモデル名が記載されています。

外箱裏側には対応機種名と色が記載。ちなみに、筆者の本命はPixel用ではなく「Razr 50 Ultra」用Clicksなので、そちらを早く見れることを待ちわびています!

いざ!Clicks Keyboardとご対面!!

 保護紙を剥がすといよいよClicks Keyboardが登場!!キー配列も素直で、数字キーはiPhone版と異なり、左側にBlackBerry KEY2同様にまとまっており押しやすい!ん??スマートフォンのディスプレイが嵌まる箇所には何やら紙が……。

保護紙を剥がすとキーボードが登場!

 スマートフォンのディスプレイ部分に入っていた紙は、Quick Start Guideでした!購入者が何も見ずにスマートフォンを脱着して破損しないように、一番重要な装着方法から記載されています。親切ですね。

Quick Start Guideでした!

 Quick Start Guideを開くと、脱着方法の詳細とClickアプリのリンクQRコードが記載されています。一つ残念なのは、QRコードから飛んでいくと、Clicksのトップページに行きアプリダウンロードのリンクを押すと、iPhone用AppStoreのClicksアプリに飛んでいってしまうこと……。これはAndroid用のアプリへのリンクに修正して欲しい!!

脱着方法とアプリのリンクが記載

 側面にはClicksのロゴが記載されています。格好良い!また、電源ボタンと音量ボタン部分はモールドではなく、本体カバーと別パーツで非常に押しやすくカバーを付けても使い勝手や使った時の気持ちい良さを損なわない配慮が行き届いていて好感が持てます。

側面にはClicksのロゴ

Clicks for PixelをPixel 9 Proに装着!!

 満を持して、Clicks for PixelをPixel 9 Proに装着!!iPhone版が既にリリースされてしばらく経っているので分かってはいましたが、機種別の専用設計だけにこの一体感は素晴らしい。

Pixel 9 Proを装着!!

 背面は、カメラ部分がピッタリくり抜かれておりズレもなくしっかりフィット。下部にはレザー風味の別パーツがあり、グリップを高めています。

背面下部には、レザー調の滑り止め

 ここまでざっと全体を見回して見て頂いた通り、どの面もしっかりデザインされており、使い勝手も考えたロジカルな作りになっています。嫌が上でも最重要部分のキーボードの使い勝手に期待が高まります!!

Android版のClicksアプリを見る。

 iPhone版とAndroid版で微妙に異なるClicksアプリを拝見!本アプリをインストールしなくてもClicks for Pixelは利用可能ですが、使い勝手のカスタマイズが出来るのでササっとインストールしましょう!

タブ1:「バックライト設定」

 Clicks Keyboardには、バックライトが内臓されており、暗いところでの利用も考慮されています。ただ、USB接続でバッテリーをスマートフォンから利用する仕様のため節約したい人向けにもON-OFFだけでなく、明るさ、消灯までのタイミングも設定が可能となっています。

「バックライト設定」タブ

全消灯状態

 最大光度でキーボードバックライトを点灯するとこのような状態になります。ある程度慣れるとブラインドタッチも出来るようになりますが、やはり暗いところで使うときに見えないと困るので嬉しい。そしてキーボードの端まで光のムラもなく美しい!

最大光度でキーボードバックライト点灯状態

タブ2:「キーボード(キー)設定」

 「キーボード(キー)設定」タブでは、CapsLock、SymLockなど同時押しするか、順番押しするかのお好み設定や、CursorMode(カーソルモード)の利用有無などと合わせて、最下段についているClicks Keyboardならではキーがカスタマイズ可能です。詳細は次回記事にて!

「キーボード(キー)設定」タブ

タブ3:「ファームウェア更新」

 「ファームウェア更新」タブは、Clicks Keyboardの利用方法などの詳細動画やサポートへのリンク、ファームウェアのアップデートチェックが可能なタブになっています。

「ファームウェア更新」タブ

ClicksアプリはiPhone版とAndroid版で違いあり。

 iPhone版では「バックライト設定」「キーボード(キー)設定」「ファームウェア更新」「ショートカット作成」の4タブだったものが、Android版では「ショートカット作成用」タブがなくなって3タブになっています。

 Androidでもさまざまなサードパーティアプリを組み合わせれば快適なショートカット利用生活を送れますが、さまざまな設定を理解していろいろ弄れる人ばかりではないので、Android版でもショートカットが本アプリだけで設定出来るようになると良いなと思います。

Clicks for Pixel(物理キーボード)をBlackBerry KEY2と比較

 キーボードのメインのアルファベット配列は変な癖もなく、記号も含めてBlacyberry KEY2に酷似しています。これは嬉しい。少し様相が異なるのは最下段のキー群。Googleの推しであるAI「Gemini」をワンクリックで起動できるキーなど、最新機能を配慮した配置になっています。

左がClicks for Pixel、右は筆者のメイン機BlackBerry KEY2のキーボード部のアップ

小さいサイズながら誤操作のないキーボード

 詳細にキーボードを見てみましょう。各キーともに、わずか6mm以下のサイズながら適切なキー間隔とキータッチで、誤操作のないキーボード入力が実現されています。

6mm以下のキーボードながら間隔が絶妙

入力しやすくなるキー自体の仕掛け

 写真からキーの傾きが分かるでしょうか。この絶妙なキーの傾きにより、両サイドから押し込む形になることでキーが滑らずに入力が可能となります。また、手触りでキーからキーへの乗り越えたことが感覚でわかることで前後左右のキーが把握でき正確なキー入力が可能となります。

Clicks for Pixel(物理QWERTYキーボード)のメリット・デメリット

 ここまで「Clicks for Pixel」を沢山の写真で紹介してきましたが、「そんなに小さいボタンを付けて何が楽しいの?」と素朴な疑問を持つ方も多いと思います。そんな物理キーボードスマートフォンを触ったことがない方に、筆者が感じるメリット・デメリットを多少紹介して、詳しくは次回の記事に譲りたいと思います。

メリット(嬉しい順)

 まずは良い部分から。

  1. 雑に触っても入力ミスの少ない物理キーボード!!
  2. 文字入力パネルが非表示で画面が広い!(大型化しても画面覆ったら意味ないよね。)
  3. 文章を切った張ったのコピー&ペースト最高!
  4. 画面タッチ無しのカーソル移動は神!(プルプルしながらタッチしてられない!)
  5. 長文入力した後の文節変換は必須!(変換位置が変な時など入力しなおしは嫌!)
  6. アプリワンタッチ起動(エディタとコピペアプリなどぐるぐる行き来出来る!)
  7. キーボードに触れたまま止まれるので思考が途切れない(これはなれの問題?)
  8. 専用アプリでキーカスタマイズ(日本語特有の長音などワンクリックに出来ます!)

デメリット(悲しい順)

 続いて、残念な部分。

  1. 画面の大きいハイエンド機をターゲットにしているので大きくて縦に長い
  2. 重量バランスも持ったときのバランスがトップヘビーで手首が疲れるし落としそう。
  3. やはり打鍵感はBlackBerry KEY2が好き。(これは慣れが大きいと思いますが。)
  4. 職場や、飲食店など知らない人にまで「何それ?!?!?」と突っ込まれますw

やっぱりClicksを装着したスマートフォンはやっぱり長い……。

 デメリットの1、2に挙げたサイズ、バランスはどうしても最近の大型ディスプレイを備えたスマートフォンだと仕方のない部分ではあるのですが、入力する際に疲れや落下につながるので、バンカーリングなどで対応すると良いかもしれません。しかし、そうするとせっかくMagSafe対応になっている背面を宝の持ち腐れにしてしまうため悩ましいですね……。筆者はひたすらに入力重視のため、宝の持ち腐れになることやむなしで、バンド型のグリップを張り付けて利用しています。

 3に挙げた打鍵感については、もう長らく苦楽をともにしているBlackBerry KEY2贔屓なところもあるかもしれませんが、BlackBerry KEY2は打鍵した時にしっとり「クニックニッ」とした感じで上質な感じ。Clicks for Pixelは「カチッ!カチッ!」と押下感がしっかりした元気な感じになっています。(伝わるかなぁ……。)

 Clicks for Pixelが悪い訳ではなく、しっかりと押下感もあり、わずか6mm弱のキーにもかかわらず、押し間違え、二つ同時に押してしまうなどもなく、BlackBerryからの乗り換え先がなく困っていた方には非常に有力な選択肢になると思います。(本気で絶対に買いです。いや本気で。)

 4はもう、今までの機種も変態機種なので、人からの奇異な目線には慣れましたw

筆者のモバイル執筆端末と比較

 今までは左のAstroSlideが落ち着いてカフェなどで座って執筆する用。右のBlackBerry KEY2はSNSや文章のアイデア出し、ちょっとした修正などにと使い分けていました。しかし、BlackBerry KEY2はOSがAndroid9ということで、対応しないアプリなどが出てきて非常に先行き不安な状態でしたが、Clicks KeyboardのAndroidシリーズ(今回はClicks for Pixel)が発売されたことで、普段使いのメイン端末を安心して退役してもらえる環境になったことが非常に嬉しいです。

左:AstroSlide、中:Clicks for Pixel、右:BlackBerry KEY2

Clicks Keyboardへの今後の要望

 Clicks for Pixelを数日使ってみての今後の要望を数点、以下に挙げておきます。難しいことも認識していますが、少しずつでも対応して欲しい!

  • カーソルモードの操作法の改善(現在のモード切替は煩雑過ぎます。)
  • キーショートカットの充実(標準アプリでのキーショートカット設定が欲しい。)
  • ストラップホールの新設(なぜスマートフォン本体含めてないんですかね……。)
  • 背面の滑り止め加工が全面に欲しい。(落としそうで不安です。)
  • 機種問わずのオープンカバー展開(非対応機種のユーザーにも使って欲しい。)

次回予告

 速報的ショートフォトレビューの予定が、またしても長くなってしまったため、変態的使いこなし(アプリ併用しての魅力向上)は、ちょっと前振りだけして次回の記事に持ち越しさせて頂いきます!

 お品書きは以下3本+アルファを予定しております。ではまた!!

  • カーソル移動(AquaMozc これはもうホントに必携)
  • ボタンキーコード置き換えアプリ(ButtonMapper 使わない選択肢ある?!)
  • ホーム置き換えアプリ(BlackBerryLauncher アプリ起動に探してタッチは嫌!)

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