中国の新興メーカーMeizu(魅族)は、海外在住者向けに同社の製品を販売するオンラインの直販サイト「Meizumart」を開設しました。クレジットカードやPayPal決済に対応し、DHLやFedEx、EMSでの配送が可能であることから、日本を始め世界中のユーザーが購入可能になったといえるでしょう。
最近ではOPPOやXiaomiが注目されていますが、それらに先んじて海外に注目されていた中国メーカーはMeizuかもしれません。SHARP製のディスプレイやSAMSUNGのSoCといった、スペックにこだわるギーク層の好きそうなパーツを積極的に搭載してきている点が特徴的。デザインはiPhone 3G / 3GS系統ですね。
早速「Meizumart」で販売されているのは、最新モデルMeizu MX3の国際版。SHARP製と思われる5.1インチ(1800 x 1080)液晶、SAMSUNG製のオクタコアプロセッサーExynos 5410を搭載しています。OSはフラットデザインを取り入れた、AndroidベースのFlyme OS 3.0です。
結構な性能ですが、16GBモデルならわずか$399(約4万円)で買えてしまうのは本当に驚きです。ストレージ容量は32GB、64GBも選択可能。色は白と黒の2色展開。唯一の欠点らしい欠点といえば、LTE接続に対応していないことぐらいでしょうか。
安くて高性能なモデルや面白いモデルが多いのは中国メーカーの魅力です。このように世界中のユーザーが購入しやすくなったことは、歓迎したいですね。