中国ZTEは、スペイン・バルセロナで開催中のMWC2015にて、Androidスマートフォン「ZTE Grand S3」を正式発表しました。
本機の最大の特徴は、ロック解除の手段として、指紋認証ならぬ「眼による認証」が用意されている点です。EyeVerify社のEyeprint ID技術を用い、フロントカメラで眼の静脈をスキャンし、一致しているかどうかで画面ロックを解除できるそうですこれを商用スマートフォンとして投入したのは世界初とのこと。なお、富士通は虹彩認証を搭載したスマートフォンをMWC2015で展示していますが、こちらはあくまでも試作機。
以下、その実行の様子をAndroid Centralが撮影したもの。
基本性能としては、5.5インチFHD、Qualcomm Snapdragon 801 MSM8974AC 2.5GHz クアッドコア、実行用3GBメモリ、1600万画素カメラ、2500mAhバッテリーといったところで、フラッグシップ級に位置付けられています。
未来の到来を予感させる機種となっており、なかなかワクワクさせられるところ。ZTEは日本市場への本格参入も報じられており、楽しみなところです。