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ツイッター、10歳の誕生日を迎える。今と昔を少しだけ振り返る

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 3月21日、Twitterは10歳の誕生日を迎えました。流行り廃りの激しいWebサービスの中では、10年という期間は短いようで大変長いものです。私もTwitterは大好きなWebサービスなので、記念の意味も込めて振り返りと今を考えてみます。

昔のTwitterを振り返る

 私は7年以上Twitterを利用しています。目まぐるしい時代の変化に合わせて、Twitterもその姿を徐々に変えてきました。Twitterを始めた当初は「こんなサービス、日本じゃ絶対に流行らない」と思いました。しかし、気がつけばTwitterはインフラとも言えるサービスへと発展し今や生活の一部になっています。同時に、FC2 piyoのような類似サービスが雨後の竹の子のように生まれてきたことを忘れてはいけません。

 かつてのTwitterは「重たい」ことで知られていました。また、頻繁にサービスが利用不可能になったことや、ひとつのアカウントでツイートしすぎると、いわゆる「規制」の対象となり、ツイートができない状態になりました。そのため、多くの人が規制用のサブアカウントを作っていたことも記憶に新しいです。

 また、スマートフォンと呼べる代物は存在しておらず、PDAが主流だった時代ですから、当然今のようにスマートフォンからTwitterができません。そのため、ガラケーのブラウザで動作するサービス「モバツイ」を利用していました。Instgramというサービスも無く、筆者は「携帯百景」というサービスを使って、ガラケーからTwitterに写真をアップロードしていました。

 他にも公式RT機能なんてなかったとか、「いいね」じゃなくて「ふぁぼ」だったとか、「ふぁぼったー」とか、「どろりっちなう」とか、「そもそも公式RT機能とかふぁぼなんて無かった!」とか、「ツイート」じゃなくて「つぶやき」だった……とか記憶の彼方に思い出が眠っています。

最近のTwitter

 各所で不満の声を耳にしますが、ほとんどが時代の流れにあわせた正統進化だと思います。ユーザはそれに合わせていくしかありません。ただ、個人的に「これだけはなんとかして欲しい」と思っているのは、Webや公式クライアントからアクセスした際に表示される広告の品質です。いわゆる詐欺サイトや出会い系サイトの広告が表示されることがあり、大変残念です。

 Twitterは、ユーザがコンテンツを作成するサービス(いわゆるUGC)ですから、面白いユーザをフォローしなければ、必然的にTwitterはつまらないものになります。最近では「ミュート」のような機能がついて、境界が曖昧になってきましたが、かつては「自分にとって楽しい物」を集約するサービスとも言えました。

 使い方なんて千差万別で、一見すると意味不明なことをツイートしているユーザや、コミュニケーションを取らずにメモの用途で使っているユーザも多く見られました。何せ「その情報が必要ない」と思っているのなら、その人をフォローしなければ良いだけの話ですからね。

 最近では「炎上」や「クソリプ」といった、ネガティブなワードばかりが注目を集めてしまっているようにも感じられます。残念ではありますが、Twitterはプラットフォームであり、それ自体がコンテンツではありません。ユーザ自身がコンテンツを作り上げていっているということを、今一度再認識する必要があるのでは無いでしょうか。(自分にブーメランが刺さる)

 これからもTwitterの末永い発展に期待しています。誕生日おめでとう!!

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