最近、FacebookのAI開発チームで、英語を使ってコミュニケーションを取るようにプログラムされていたAI同士を会話させたところ、不気味な独自言語で会話し始めたため、FacebookがこのAIを停止させるしかなくなったと伝えられています。
そんなFacebookが、新たなAIベンチャー「Ozlo」を買収したことがわかりました。Re/codeが報じています。
シリコンバレーの企業Ozloは、テキストベースの会話を専門的に行うAIアシスタントを開発している、従業員30人程度の企業。半数程度がFacebookのオフィスでFacebook Messengerの開発に協力しているとされています。
OzloのAIは現実世界のニュアンスを理解するとのこと。具体例としては、「複数人グループで行くのに適したレストラン」を教えてくれるなど。はいがいいえで答えられない難解な質問にも回答します。
Facebookは米国においてAIアシスタント「M」をMessengerにて展開中。これらの強化にもOzlo買収が効いてくる可能性がありそうです。なお、Facebook Messengerには月間12億人以上のアクティブユーザーがいるとされています。
どんどん賢くなっていく人工知能は、私達の生活を幸福にしてくれるのでしょうか?期待と不安が入り混じりますね。