SHARPは、Androidスマートフォン「AQUOS sense」および「AQUOS R compact」を発表しました。
同時発表のAQUOS senseは5インチ、低スペックのエントリーモデル
「AQUOS sense」はKDDIから発表済みのスマートフォン。詳しくは以下の記事を。
AQUOS Rは4.9インチ フリーフォームIGZO液晶
今回発表された目玉は「AQUOS R Compact」です。4.9インチFHD+(2030×1080)のIGZOディスプレイを搭載。
比較的ベゼルレス。角丸の液晶ディスプレイや、インカメラの切欠きが存在します。全身大画面デザイン「EDGEST」をさらに進化させた「EDGEST fit」であるとしています。
画面内の実際にはディスプレイ領域ではない黒い領域の部分を踏まえると、言うほどベゼルレスでもない印象。(この黒い部分をあたかも表示領域かのようなCGで誇大宣伝するメーカーよりもよほど誠実だとは思いますが。)インカメラの切り欠きも個人的には良いものだとは思っていません。
インカメラが切り欠きへ移動したことで、下部ベゼルが狭くなっている、というのであればまだ納得ですが、下部ベゼルは残念ながら太いまま。指紋認証センサーを背面に移動させることはできなかったのでしょうか。「角丸・切り欠き」など、今風っぽい技術感のありそうなデザインではありますが、冷静に見てしまうと、「もうひと頑張り欲しかった」と思ってしまうのが正直なところ。
それでも、4.9インチ、幅66mmという持ちやすさは魅力ではあるので、大画面デバイスが増えている中、訴求力はあると思います。
スペック
性能は中国で発表済みのAQUOS S2に似ています。SoCもAQUOS S2同様、Snapdragon 660を搭載します。
OS | Android 8.0 Oreo |
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CPU | Snapdragon660 |
メモリ | 3 GB LPDDR4X |
ストレージ | 32GB |
ディスプレイ | 4.9型 IGZO FHD+(2030×1080) |
カメラ | 位相差AF+コントラストAF, 焦点距離約25mm 広角レンズ |
インカメラ | 焦点距離約23mm 広角レンズ |
バッテリー | 2500mAh |
寸法 | 幅66mm |
その他 |
カラーバリエーション
ムーンホワイト、トルマリンブラックの2色。
価格・発売日
2017年冬に発売。詳細な価格と発売日は不明。取り扱いキャリアから発表される形式になると思われます。グローバルメーカーなどのように、機種発表だけでもキャリアより先にやってしまおうという姿勢は非常に好感が持てます。これからも頑張ってもらいたいですね。