Huaweiは、独ミュンヘンにて、新型Androidファブレット「Mate 10」「Mate 10 Pro」を発表しました。
AI、DSDVなど、充実した仕様
基本スペックはMateシリーズおなじみで高性能・大容量電池。カメラはLeicaのデュアルレンズカメラで、モノクロ+RGBセンサーの構成となっています。FullViewディスプレイを謳い、両モデル共にベゼルレス仕様。画面に変なノッチもないので、iPhone Xよりも画面占有率は高く、実際に広い。
今回、端末内でAI処理が可能なニューラルネットワークプロセッサ(NPU)を、Kirin 970プロセッサ内に内蔵。カメラや画像の解析など高度な処理を、クラウドではなくハードウェアで実行することができます。
さらに世界初のデュアルSIMデュアルVoLTE(DSDV)。デュアルSIMの両スロットでVoLTE通話に対応するなど、充実した仕様となっています。
Huawei Mate 10のスペック
ディスプレイ方式は液晶。指紋認証センサーの位置は最下端。
OS | Android 8.0 Oreo, EMUI 8.0 |
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CPU | HiSIlicon Kirin 970 オクタコア |
メモリ | 4 GB |
ストレージ | 64GB microSD拡張可 |
ディスプレイ | 5.9インチWQHD(2560×1440ドット)液晶 |
カメラ | Leica デュアルカメラ モノクロ20MP+RGB12MP f/1.6,OIS,PDAF |
インカメラ | 800万画素 f/2.0 |
バッテリー | 4000mAh |
寸法 | 150.5×77.8×8.2mm, 186g |
その他 | IP53防滴、DSDV |
Huawei Mate 10 Proのスペック
ディスプレイ方式は有機EL。指紋認証センサーの位置はデュアルカメラの下。現行Galaxyのカメラ横への指紋認証センサー配置はストレス以外の何物でもないので、こちらの方が実際の使い勝手は上でしょう。筐体は防水防塵。
OS | Android 8.0 Oreo, EMUI 8.0 |
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CPU | HiSIlicon Kirin 970 オクタコア |
メモリ | 4 / 6 GB |
ストレージ | 64 / 128GB |
ディスプレイ | 6インチ FHD+ (2160×1080)有機EL |
カメラ | Leica デュアルカメラ モノクロ20MP+RGB12MP |
インカメラ | 800万画素 f/2.0 |
バッテリー | 4000mAh |
寸法 | 154.2×74.5×7.9mm, 178g |
その他 | IP67、DSDV、4×4 MIMO、256QAM、3CC CA |
日本での発売
「Huawei Mate 10 Pro」は日本市場にも投入予定。
(2017年11月7日追記)日本市場向け発表は2017年11月28日に行われます。
[A Future of Smartphone]
11.28、次世代スマホ日本上陸。#RealAI pic.twitter.com/uzDIUuS5HG— Huawei Mobile (JP) (@HUAWEI_Japan_PR) 2017年11月6日
(2017年11月28日追記)日本では12月1日に発売します。
(2018年5月15日追記)SoftBank版が5月18日発売。
発売日
グローバルでの発売日は11月以降。日本国内でのMate 10 Proは、予約受付開始日が2017年11月28日、発売日が2017年12月1日。SIMフリーで、楽天のファーウェイ・オンラインストアにて発売します。
カラーバリエーション
価格
「Mate 10」が699ユーロ、「Mate 10 Pro」が799ユーロ。このうち「Mate 10 Pro」の実行6GBメモリ/128GBストレージ版は日本国内でも発売。国内価格は税別8万9800円となっています。
現在、Amazonでの価格は税込みで8万8千円程度になっているようです。