Appleは、日本語で「iPhoneのバッテリーとパフォーマンスについて、お客様にお伝えしたいこと」を発表しました。
これはユーザーに十分な説明もなくCPUパフォーマンス制限を行い、相次いで集団訴訟を起こされたことによるもの。その対策を英文で発表、世界中で行うとしていました。
今回、新たにこの発表の日本語版が公開。日本でも行われることがわかりました。
バッテリー交換は従来、高額な費用が必要でしたが、これを大幅に期間限定で割り引くというのが、今回の騒動への対応となります。
日本でも施策が実施されており、iPhoneの保証プログラムに加入している場合は電池交換費用は無償。保証加入外は本来8800円(記事中全て税別)の交換費用が掛かりますが、5600円減額し、3200円となります。
対象機種は以下の通り。iPhone 6以降の機種が対象。小型モデルiPhone SEや、最新のフラッグシップスマートフォンiPhone Xも対象。ただし、非正規品のバッテリーを交換済みの機種は対象外。
- iPhone 6
- iPhone 6 Plus
- iPhone 6s
- iPhone 6s Plus
- iPhone SE
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
- iPhone 8
- iPhone 8 Plus
- iPhone X
通常、バッテリー診断によって、電池の状況が閾値を下回らない、正常に近い個体は電池交換の対象外です。しかし今回の対応では、全ての電池状況でも交換対象となります。
この対応は2018年12月まで日本含む世界で行われます。現在使用している機種を長く利用したいと考えている場合、年末に電池交換を行っておくのもアリかもしれませんね。