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GPSやセンサーで家電自動オン/オフも。「スマートホーム元年」目指す+Style

 +Style(プラススタイル)株式会社は、東京ビッグサイトのギフトショーにあわせ記者発表会を開催しました。

+Styleのこれまでの人気商品ランキング

(+Style 近藤正充取締役社長)

これまでの+Style

 +Styleは2016年当初、世界のIoT商品をセレクトして販売するところからスタート。2018年からはオリジナル製品を展開。

 2019年には新規IoT取扱製品数30種、自社スマートホーム製品は15種。「ここまで出すメーカーはそうそう無い」と自負します。

2019年ランキング

 +Styleで人気だった製品のランキング。自社ECサイト、Amazon、Yahoo、PayPayモールにて1年間の売上金額から算出とのこと。

 Palm Phoneが1番人気。Punkt MP02などフィーチャーフォンもラインナップ。2位と3位はゲーミング。6,7,8位はセルフィーで映える写真を撮れるガジェット。

 IoT部門ランキングではQrioLockがトップ。2位~5位は+Styleオリジナル製品。オリジナルロボット掃除機も出しています。

 以下、あくまで参考展示のガルパンコラボロボット掃除機。既に予約完売済み。

+Styleの強み

 +Styleの製品の強みとしては「価格」「サブスクなし」「単品購入でハブいらず」「普通の家電」を挙げます。

 IoTではサブスクリプション制を展開している場合がありますが、それをしていません。サブスクはユーザーが中身の価値が分かっているものは合うだろうとしつつ、スマートホームのジャンルではまだまだユーザーがそれを理解していない普及の段階であることから、まずは無料で使えて、製品だけを購入をしてもらう形にしているのだといいます。もしかしたらどこかの段階でサブスクを導入することを検討していることは匂わせつつも、今はまず広げていく段階であるとしました。

 製品は単品購入でハブ不要で利用可能として、設定を簡素に念頭に。

 また、敷居を低く、普通の毎日よく使う家電からスマート化。E17口金のスマート電球も日本初であったといいます。

+Styleが目指す2020年=スマートホーム元年

 春の5G商用スタートでスマホが気になる時期ですが、+Styleは2020年を「スマ(ート)ホ(ーム元年に)」したいと、ジョーク交じりに意気込みを表し、記者の笑いを取ろうとしていました。

既存製品

 すでにリリース済みのスマートマルチリモコンとスマートWi-Fiプラグ。既存家電もスマート化できます。スマートマルチリモコンはドイツIFデザイン受賞とのこと。平均使用年数を考えると入れ替えまでは時間がかかるため、既存製品をスマート化できる製品にはニーズがあります。

 スマートWi-Fiプラグはアナログスイッチの家電をスマート化可能。アプリで電力を計測し、月にどれだけ使ったかのアプリ上での表示も可能。

新製品

 ライト2商品を新たに発売。どちらもライト。本日から予約受付開始、今月末から出荷開始。

 スマートLEDランキングベッドサイドランプ(6480円)は就寝用で、白色LED採用できれいな白を再現。1677万色の調色が可能。

 スマートLEDデスクライト(1980円)は自然光に近い演色性Ra85を実現。(一般的な蛍光灯はRa60程度とのこと。)

 さらにアプリでタイマーが可能。人間の集中力には限界があり、例えば45分程度勉強を止める場合、45分後に光をチカチカさせることで教えてくれるとのこと。タイマーでやるとうるさいですからね。勉強に集中できる時間は集中したい学生にはよさそうです。

スマホいらず、センサーやGPSで家電を自動オンオフ

 スマートホーム製品について、ユーザーは「リモコンがあるからいらない」「困ってないから不要」という意見がある一方で、いざという時に「リモコンがない!」「家電つけっぱなしで出かけたかも……」と困る現実も。

 以下が+Styleの調査。やはり自動OFFに需要がありそう。また、それよりも下の「出先でオフ」も、自動でできるといいます。

 基本的に「スマートスピーカー」「+Style家電」「センサー連携」で、スマホを使わずとも解決可能とのこと。

 アプリで条件設定をしておけば、環境に応じた家電の自動作動も可能。人感、漏水、ドア窓開閉、室温・明るさ・湿度・電力などセンサーから取得したデータを条件として、自動で動作させることが可能。

 さらにアプリのアップデートによって、GPS連携機能が追加。2月下旬から順次アップデート。全ユーザー無料で利用可能。

 マップ上の指定枠外に出た、つまり外出を検知すれば電気を消してロボット掃除機を稼働、指定範囲に入ると帰宅としてロボット掃除機を停止させ電気をつける、といった処理を自動で可能。

 実際に、会場の外でスマートフォンを持った+Style社員が会場に近づいて設定されたラインを超えるあたりで、家電がオンになるデモンストレーションも披露されました。地図上に設定した線と実際の位置の誤差想定は20m程度とのこと。

 季節に合わせてエアコン、サーキュレーター、加湿器を稼働させることも可能。近藤氏曰く、湿度によって超音波加湿器のオンオフを設定したことで風邪をひかなくなったといいます。

キャンペーン

 ライト2商品を1000円引き。今日から2月20日まで。

 スマートホームはじめてセット。4セット。最大4000円引き。予約期間2月20日まで。

その他、5Gなど

 いずれも質疑応答からですが、5Gが入ったIoT機器が直接通信するという状況の実現は、1年や2年以内ではないとのこと。今後テストをしていくとのことでした。

 また、スマートホームの規格統一の流れについては、いい動きであるとし、参加できるなら参加したいと歓迎の意向を示していました。

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