Samsung関連の最新情報に定評のあるSamMobileは、以前開発そのものが中止されたとされていたGalaxy M41に関して、新たな情報を公開しました。
SamMobileによると、Galaxy M41とみられる端末は中国の技術規格認証であるCCC認証を通過しており、そのデータから6800mAhのバッテリーを搭載することが明らかになりました。
元々Galaxy M41はGalaxy M40の後継機として開発が進められており、以前のリーク情報からSamsungの子会社であるSamsung Displayのディスプレイではなく、中国のCSOT(華星光電)からのディスプレイ調達を目指していたことがわかっています。CSOT初の社外ディスプレイ採用として注目されていましたが、ディスプレイの品質がSamsungの基準を満たさなかったためかCSOT製のディスプレイの採用は断念され、更にGalaxy M41の開発自体の中止も報じられていたとのこと。
しかし一転、6800mAhという驚異の容量のバッテリーを搭載するとされる情報が公開されました。これは、iPhone 11 Pro Max(約4000mAh)の1.7倍、Galaxy S20 Ultra 5G(5000mAh)の約1.4倍のバッテリー容量です。
また、昨年発売されたタブレット Galaxy Tab S6のバッテリー容量は7040mAhと、ハイエンドタブレットともほぼ変わらないバッテリー容量になっています。以上の点から見て、バケモノクラスのバッテリーだと言っても過言ではないでしょう。
Galaxy Mシリーズは、Samsungが苦戦しているインド市場での巻き返しを図るために開発されているスマートフォンです。Samsungがインド市場で再びトップを奪還するためには大きな武器が必要になってくるため、バッテリーで勝負を挑もうとしているのではないでしょうか。
ただ、SamMobileは、Galaxy M41が本当にキャンセルされていないとは限らないとした上で、Galaxy M41用に設計されたバッテリーがGalaxy M51で利用される可能性もあるとしています。