Samsungは、先日行われたGalaxy Unpackedイベントにおいて、一部のGalaxy端末が、少なくとも3世代分アップデートされることを保証する、と発表しました。
Google PixelやApple iPhoneなどは、長くOSのアップデートが保証されていることを売りの一つとしています。SHARP AQUOSも「発売から2年間最大2回のOSアップデートと、3年のセキュリティー更新」を確約し、実行。Samsungもこうした長期更新を売りにしていくつもりなのかもしれません。
このアップデート保証が適用されるのは、「Galaxy S、N(Note)、Zシリーズで、Aシリーズは端末の要件が満たす限り」とSamsungはThe Vergeの取材に対して回答しています。また、一部の過去端末に対しても適用されるとのことで、Galaxy S10シリーズ以降のスマートフォンなら3世代分のアップデート保証が適用されるとのことです。
iPhone、Pixel、AQUOSは廉価モデルでも長期アップデートを実施しているので、ここが最大の違いと言えそうです。
近年のハイエンドモデルはスペックが高く、2年程度使ってもまだ余裕がある場合も。そのハードウェアを無駄にしないためにも、このOSアップデートが長く保証されるというのは喜ばしいことです。
Samsungは、以前と比べて早い時期にAndroid OSのアップデートが施されるようになってきました。
しかし、今でもAndroid OSのメジャーアップデートは早い国でもPixelシリーズから3か月程度遅れ、国内では半年ほど遅れてしまいます。SamsungがカスタマイズしたGalaxyシリーズにインストールされているOS「One UI」は素のAndroidからかなり機能が加えられたり改善されたりしているため、ここに時間がかかってしまうのは仕方ないのかもしれませんが、メジャーアップデートをもう少し早くアップデートする体制も同時に整えてほしいとも思います。
ここで疑問なのが、国内版の話。国内版のGalaxy端末へのOSアップデートは、キャリアを通じて提供されるので、国内版にきちんと3年間提供されるかといえば不明です。以前もグローバル版ではアップデートが提供されているのに、国内キャリア版ではアップデートの提供が打ち切られるといったことがあったため、3世代分のアップデート保証が行われない可能性もないとは言えません。きちんと提供されることを願います。
ところで、Galaxy Foldは保証されるシリーズのどれにも該当しませんが、ちゃんと3世代分アップデートされるのでしょうか。
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