Sonyの「Xperia 5 II」遠隔発表会に、ActivisionのVice PresidentであるChris Plummer氏が登壇しました。
「Xperia 5 II」の特徴である120Hz駆動ディスプレイ。これに最適化されたゲームが、
Activisionの「Call of Duty: Mobile」となることが明らかにされました。
これまで、同タイトルは60fpsでの動作に留まっていましたが、ここにきて120fpsへと飛躍することになります。SonyとActivisionがこうした高駆動化の取り組みを発表することは画期的。
同タイトルのマルチプレイヤーモードが120fpsに対応。提供時期は秋以降。さらなる詳細は追って発表するとのこと。
高駆動化で先行している中国メーカーOnePlusは、FortniteやPUBG Mobileと提携、90Hz高駆動モードをOnePlus製スマートフォンのみで先行解禁するといった試みをしています。今回のActivisionの発表では、高駆動モードのデバイス限定に言及はありません。
国内メーカーとしてはSHARPがeSportsに積極的に取り組んできており、Xperiaはその後に続いていましたが、肝心のXperiaは60Hzに留まり、ゲーミング端末としてはいまひとつ。しかし、Xperia 5 IIで120Hz対応、黒挿入での240Hz相当への残像低減採用、そしてActivisionとの協業により、名実ともにXperiaがゲーミングデバイスとしての地位を手に入れそうです。
国外では既にハイエンド以外にも高駆動が拡大しつつあり、国内ではいち早くSHARPがゲーミングミッドハイに120Hz、黒挿入240Hz相当の国産有機ELを搭載した「AQUOS zero5G basic」を投入しており、これで完全にゲーミング端末は高駆動が前提条件となりました。